地域コミュニティー守るぞ
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2012.01.15 |
月1回小学校に集結
石巻市雄勝船越地区
地元離れても参加/
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東日本大震災で壊滅的な被害を受けた石巻地方沿岸部の集落で、地域コミュニティーの崩壊が懸念される。このうち、大津波の大半が被害を受けた石巻市雄勝町船越地区は高齢化が進んでおり、小学生の子どもがいる家庭はわずか3世帯。地元から離れて暮らす人もいるが、毎月第1日曜に集まり、復興に向けた意見や情報を交換。地域再生に向けて努力を重ねている。
船越地区は、156世帯(荒地区の28世帯を含む)の大半が被害を受け、8人(うち2人行方不明)が犠牲になった。地盤沈下で漁港の岸壁は満潮時には水没するなどの被害があり、住民の多くが自宅を失い、残っていても住める状況ではなかった。
大半の住民は隣接する荒地区の民家などで約1カ月間過ごした後、仮設住宅に入居するまで2次避難場所の青根温泉で生活。その後、石巻市中心部の仮設住宅や、子どもを頼って県内外で暮らす人も少なくない。
もともと地域のつながりが強い地区。「地域コミュニティーを消滅させてはならない」と、毎月第1日曜、70〜80人が船越小3階に集まり、復興に向けた話し合いなどをしている。
執行部は総代、副総代、会計、山林部長、水産部長の5人で構成。ほかに監査や書記ら役員12人がいて、全体会の前に役員会を開いている。
全体会では、ウニやアワビの開口、高台移転などが話題になっている。出席者たちは「お互い元気な顔を見るのがうれしい」「自然と会話も弾む」と月1回の集会を楽しみにしている。
総代の牧野輝夫さん(69)は「諸事情で戻れない人もいるが、離れて暮らしていても地域に強い連帯感が生まれている」と語る。出席率も毎回高く、地域のつながりを維持し、親睦を深めるために継続する考えだ。 |
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