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■冷蔵庫と製氷機贈る
2011.12.10
仙台の飲食店経営会社
「気仙沼復興飲食組合」にエール/
 東日本大震災で被災した飲食店の再建を目指し、気仙沼市内3カ所に仮設店舗を建設した「気仙沼復興飲食組合」(横藤浩明組合長)に、サンワ・レストラン・クリエイツ(本社・仙台市青葉区)からテーブル付き業務用冷蔵庫=コールドテーブル=と製氷機合わせて18台が贈られ、8日、気仙沼市田中前の仮設店舗で贈呈式が行われた。

 関係者約20人が出席。サンワ・レストラン・クリエイツの大宮典平会長が横藤組合長に寄贈品の目録を手渡し「訪れるお客さんに元気を与えるとともに、気仙沼を活気づける一翼を担ってほしい」と激励した。

 田中前の仮設店舗に入店する飲食店、スナック、コーヒーショップ、ケーキ店などの経営者らが1人ずつ感謝の言葉を述べ、「生まれ育った気仙沼でまた頑張りたい」「一日も早くお客さんに“いらっしゃいませ”と言いたい」「一歩ずつ自立の道を歩みたい」などと決意を語った。

 横藤組合長も「高価な業務用冷蔵庫の寄贈は本当にありがたい。今後、準備のできたところから順次、オープンし、飲食店の復興を着実に進めたい」と話していた。

 気仙沼復興飲食組合はことし5月に発足。中小企業基盤整備機構(中小機構)の支援制度を活用して12月上旬までに同市田中前、田谷、南が丘にプレパブ2階の仮設店舗を建設した。店舗には、それぞれ「福幸(ふっこう)小町 田中通り」「福幸小町 田谷通り」「福幸小町 南が丘通り」の名称を付けた。

 3カ所合わせ27店中、飲食店、理・美容店など24店の入店が決まり、すでにオープンした2店をはじめ、準備の整った店から順次、開店する。年内には約8割の店がオープンする予定だ。

 サンワ・レストラン・クリエイツは仙台市や利府町、大河原町で飲食店11店を経営。震災でほとんどの店舗が被災したが、11月3日までに全店が営業を再開した。

 5月以降は亘理、南三陸、気仙沼などの被災地で計3000人への炊き出し支援も実施。「同じ飲食業を営む者として、組合までつくって頑張る気仙沼の飲食店関係者の力になりたい」(大宮会長)と、テーブル付き業務用冷蔵庫17台と製氷機1台を社費で購入し、寄贈した。
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