■巨大津波伝える証しに
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2011.12.13 |
須江に石碑2基設置
住民有志「到達点 忘れない」/
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歴史的な東日本大震災の巨大津波を後世に伝えようと、石巻市須江地区の住民有志が11日、津波到達点を示す石碑2基を地区内に設置した。同地区では被害はなかったが、内陸部まで押し寄せた津波の証しを孫、ひ孫の世代まで目に見える形で残そうと準備を進めてきた。仕事先などで犠牲になった住民の追悼法要も行い、子々孫々まで記憶に留めることを誓った。
表須江地区行政委員の千葉正志さん(63)ら11人で結成した「東日本大震災津波を後世に伝える会」が、津波到達地付近の中埣と長谷地の東西2カ所(石巻西高そばの三陸自動車道北側500〜600メートル地点)に設置した。
石碑は縦1・5メートル、横30センチ、厚さ15センチの御影石。表面に「東日本大震災津波到達地点」という表題と、震災が起きた「二〇一一年三月十一日十四時四十六分」の日時、東経と北緯の位置情報を刻んだ。
裏面には「私たちは忘れない」という決意、表須江住民有志一同、協賛した市内の企業名を記した。設置費用は有志と協賛企業が負担した。
千葉さんは「海から5キロも内陸にある須江地区まで津波が来たという事実を忘れることなく、子々孫々に伝えていきたい。それが犠牲となった人の供養となる」と話していた。
津波は震災当日の夕方以降に襲来したとみられ、翌日、地面が黒く変色し、ぬれていたことで津波の到達が分かった。法要では全員で合掌した後、花束をささげ、震災犠牲者の霊を慰めた。
【津波到達点の石碑前で犠牲者を追悼する会員ら=石巻市須江】 |
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