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■仮設敷地内にコンビニ
2011.07.30
県内初、気仙沼公園に
ATMも設置/
 仮設住宅で生活する人たちの利便性向上に向け、セブン―イレブン・ジャパン(本部・東京都千代田区)は27日、気仙沼市笹が陣の気仙沼公園(市民グラウンド)仮設住宅に「気仙沼公園仮設店舗店」をオープンした。仮設住宅敷地内の常設コンビニ店は、6月に福島県川俣町に開設されたが、宮城県内では初めて。

 初日のオープンセレモニーではセブン―イレブン・ジャパンの増田彰取締役が「品ぞろえやサービスに可能な限り努力し、被災者の皆さんにとって近くて便利な店を目指していく」とあいさつ。

 津波で被災した南気仙沼駅前通店オーナーから仮設店オーナーとなった作並成(しげる)さんは「ここまで来るのは長い道のりだったが、これから皆さんと手を携えて頑張りたい」と涙をこらえながら決意を語った。

 加藤慶太副市長は「近隣住民の利便性向上とともに地域コミュニティーにも大きな役割を果たすと期待する」と祝った。出席者によるテープカットの後、店がオープン。開店を待ちわびた市民らで初日からにぎわった。

 気仙沼公園仮設住宅には106戸(約300人)が入居するほか、85戸が入居する気仙沼中仮設住宅や、約300人が避難所生活を送る気仙沼市民会館、気仙沼小中にも近い。

 気仙沼中仮設住宅からパンを買いに訪れた主婦(25)は「今までは東新城など遠くで買い物をしていた。近くにコンビニがあると、ちょっとしたものを買うのに便利で助かる」と話していた。

 気仙沼公園仮設店舗店はプレハブ平屋で約33平方メートル。弁当、おにぎり、総菜、冷凍・加工食品、飲料や日用雑貨など、利用者ニーズに応じて絞り込んだ約800種類を品ぞろえし、現金自動預払機(ATM)も設置している。

 営業時間は午前7時〜午後8時。気仙沼漁港を中心とした近隣エリアでの移動販売車による営業も行う。店舗の開設期間は仮設住宅の設置に合わせて約2年間を予定している。

 セブン―イレブン・ジャパンは今後も、被災した宮城、岩手、福島の3県で10店舗ほどの仮設店舗開設を計画している。
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