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■仮設住宅に自治会組織
2011.07.03
気仙沼公園内で設立
地域づくりのモデル/
 気仙沼市笹ケ陣の気仙沼公園運動場(市民グラウンド)に建設された「気仙沼公園仮設住宅」(106戸)の自治会設立総会が6月30日、同住宅集会所で開かれた。仮設住宅の自治会組織は市内では初めて。1日は鹿折中仮設住宅(120戸)も親睦組織を発足させた。今後、他の仮設住宅でも新たな地域コミュニティーをつくる自治会組織の結成が期待されており、2団体はそのモデルとして注目される。

 気仙沼公園仮設住宅自治会の設立総会には約90人が出席。自治会会則や役員選出の2議案が提案され、いずれも満場一致で承認した。会長には自治会設立準備のリーダー的役割を果たした佐藤則文さん(62)を選出した。

 あいさつで、市まちづくり推進課の菊田若子課長は「市内では3200戸余りの建設が予定され、気仙沼公園住宅自治会の活動は今後のコミュニティーづくりのお手本となる。活動を通じてより連携を深め、安全・安心で楽しい地域づくりをしてほしい」と期待した。

 自治会は仮設住宅に居住する世帯主とその家族が会員となり、お互いの親睦を図りながら生活環境や福祉向上を図る。目的達成に向け、総務、財政、厚生、衛生、防犯、婦人の各部が置かれる。

 居住者は気仙沼地域だけでなく、唐桑、本吉地域からも集まっていて、知り合いがいない人も多い。婦人部は通常の婦人部に加え、PTA婦人部、乳児担当婦人部も置き、まず年代ごとに交流を深めていく。

 また、会員の意見や要望を収集するための「一言ポスト」を掲示板脇に設置し、快適な生活環境づくりに役立てる。

 同住宅は市内第1号の仮設住宅として5月2日に入居が始まった。入居後、1カ月余りしてからごみの出し方、駐車場の利用法、防犯など多くの問題が表面化。それらを皆で解決しようと6月13日に住民懇談会を開き、自治会の設立を決めた。佐藤会長は「コミュニケーションの構築に向けルールづくりが一番大事だと思う。住民が楽しくトラブルなく過ごせるような組織にしていきたい」と話していた。
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