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■作文や図画で入賞続々く
2011.03.05
全国児童才能開発コンテスト
気仙沼地方/
 第47回全国児童才能開発コンテスト(才能開発教育財団研究財団主催)で上位に入賞した県関係者の表彰式がこのほど、仙台市内のホテルで開かれた。

表彰されたのは最高賞の文部科学大臣賞を含む上位入賞者5人。このうち気仙沼・南三陸地方では、作文部門で文科大臣賞に輝いた気仙沼市松岩小3年の三浦史織さん(8)をはじめ、4人が受賞する快挙となった。

 作文部門は同市水梨小6年の鈴木由比さん(12)、図画部門は同市津谷小4年の佐藤麻衣さん(10)がそれぞれ、最高賞に次ぐ全国都道府県教育長協議会会長賞を受賞。図画部門は南三陸町入谷小6年の菅原佑真君(12)が才能開発教育研究財団理事長賞を獲得した。

 三浦さんの作文のタイトルは「お父さんの仕事」。三浦さんの曽祖父の葬儀を通して葬祭ディレクターである父の仕事ぶりを知り、人のために大変な仕事をこなす姿に感動。そんな父のために、「朝は『いってらっしゃい』、夜は『お帰りなさい』と心を込めて言いたい」とつづっている。

 全国規模で行う同コンテストの文科大臣賞は、作文、図画、科学の3部門で低、高学年から各1人の計6人しか受賞できない栄誉。三浦さんは「受賞を多くの人に喜んでもらえた。特にお父さんは“自分のことを書いた作文が、こんなに大きな賞をもらった”とうれしそうでした」と笑顔を見せた。

 鈴木さんの作文は「『生きること』の難しさと大切さ」。総合学習で江戸時代、水梨地域にも隠れキリシタンが存在したことを学んだ。信仰のために多くの信者が死を選んだ史実から、生きることの難しさと大切さを考えた作品。鈴木さんは「賞がもらえてうれしい。今後も生きることの意味を考えるとともに、作文の書き方も勉強していきたい」と語る。

 佐藤さんの図画のタイトルは「さんごの海」。夏休みの作品として赤いサンゴが群がる海で魚たちが生き生きと泳ぐ様子を描いた。佐藤さんは「サンゴの表面のぶつぶつ感を白で表現するのが大変だった。これからもいろいろな絵を描いていきたい」と話した。

 菅原君の図画の題は「とんぼの里」。山、川の豊かな自然の中で、大小のトンボが飛び交う様子を鮮明な描写と色彩で描いた。菅原君は「表彰式はとても緊張したが、賞状を受け取り、うれしかった」と感想を語った。

 児童への指導が評価され、松岩、水梨、津谷、入谷各小学校には学校奨励賞が贈られた。

 全国児童才能開発コンテストは児童の文化的・科学的才能の育成を目指し、1963年に始まった。全国の小学生を対象に作文、図画、科学3部門の作品を募集している。

 本年度は作文部門に9623人、図画部門に1万1909人、科学部門に140点の応募があった。

 専門家による審査で、作文・図画部門は文部科学大臣賞をはじめ5賞と、財団奨励賞、佳作賞を選出。科学部門は文部科学大臣賞をはじめ7賞と財団科学賞、科学佳作賞を選んだ。

 気仙沼・南三陸地方の財団奨励賞受賞者は次の通り。(敬称略)
 【作文部門】▽1年 佐藤花衣莉(志津川)▽2年 山内珠里(入谷)▽3年 吉田優人(浦島)小野寺大耀(面瀬)角田ゆめ(志津川)伊藤美希(伊里前)▽4年 吉田凌(浦島)佐藤彩佳(面瀬)▽6年 高橋悠(面瀬)
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