■「気仙沼誘導が遠回り」
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2010.07.17 |
三陸道・登米地区ICの案内表示
国交省が見直し
短縮ルートの標識新設へ/
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今年3月に開通した三陸自動車道登米東和インターチェンジ(IC)の降り口にある国道の案内表示が「気仙沼に行く場合、遠回りになる」との指摘があった。これを受け国土交通省は、気仙沼方面に向かう車両は、登米東和IC手前の登米ICで降りるよう誘導する標識を新たに設置する。誘導標識は早ければ帰省ラッシュが始まる旧盆前に1基を設置し、その後も必要個所、必要数を勘案しながら増設する方針だ。
改善のきっかけは、河北新報「リアスの風」の姉妹紙「石巻かほく」に今年5月28日付で掲載された記者コラム「水紋」による指摘だった。
登米東和ICの降り口に設置された国道398号の案内表示は「気仙沼」「南三陸」方面が右折指示となっている。しかし、気仙沼に直行する場合は、左折して登米市内を通り、国道346号経由で気仙沼に向かう方が近い。記事では「気仙沼へ行くのに南三陸町経由で遠回りになった」と不満を漏らすドライバーがいるため、表示の工夫の必要性を指摘した。
指摘を受け、国土交通省東北整備局仙台河川国道事務所は県や登米市の道路管理担当者と対応を協議。同事務所が試算した3ルートの距離、所要時間(別項参照)も参考に話し合った。
この結果、距離、所要時間ともCルートが最短ではあるが、このルートの場合、直角のカーブがある米谷地区の市街地や道路幅も狭い県道東和登米線を通らなくてはならない。沿道住民からは登米東和IC開通後、交通量が増えて道路環境が悪化したとする苦情も多いという。
米谷地区などの交通事情を配慮し、3者の協議では「県道東和登米線経由の気仙沼方面への誘導はせず、Cルートと距離、時間の差が少ないAルートに誘導する」との結論に至り、具体的対策として、登米ICの出口に「気仙沼方面」と表示する案内補助標識を掲げることにした。
補助標識は幅50センチ、縦150センチの大きさ。登米IC降り口直前の「出口標識」の下部(図1)や、降り口手前など数カ所に設置する予定だ。
一方、登米東和ICの降り口にある標識は、Bルートが「南三陸町から気仙沼市までの海岸沿いを走る観光ルートとして観光客に活用してほしい」との意向もあり、現行のままとする。
夏の観光シーズン本番を控え、今後は気仙沼方面に直行したい車のAコース利用を周知する必要も出てくる。仙台河川国道事務所は「関係自治体の観光担当課などの協力も得て、PRしていきたい」としている。
3ルート比較検討/国交省試算
国土交通省が試算した登米IC〜気仙沼市役所までの3ルートは次の通り。
Aルート 登米ICで降りて、県道中田栗駒線―国道346号、国道45号を経由する。延長51.1キロ、所要時間79.3分。
Bルート (2)登米東和ICで降りてから国道398号を右折し、南三陸町経由で国道45号を北上する。延長58.9キロ、所要時間90.6分。
Cルート 登米東和ICで降りてから国道398号を左折し、県道登米東和線、国道346号、国道45号を経由。延長50.8キロ、所要時間76.4分。 |
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