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■体験学習地・宮戸売り込め
2010.07.31
県企画 東京・豊島区の教員が研修
流木アート/かご漁…満喫 多彩メニューが魅力/
 都市部の学校に宮戸を売り込め−。東京都豊島区の教職員が29、30日、東松島市宮戸地区で流木を使った工芸や漁業などの体験研修をした。豊島区と交流を深める県が、修学旅行などの誘致につなげようと企画。地元は大歓迎で、講師を務めた奥松島体験ネットワーク(小野勝見会長、21人)は「自然景観に恵まれた宮戸は体験学習の聖地。海辺ならではの多彩な体験メニューを提供したい」と期待を寄せる。

 県農村振興課が事務局の県子ども農山漁村交流プロジェクト推進協議会が「ふるさと子ども夢学校現地研修会」の題で、学校の宿泊体験学習や修学旅行に活用してもらう狙いで初めて実施した。

 豊島区の14小学校と8中学校、区教委関係者30人が参加。月浜地区センターであった歓迎式で、大沼雄吉東松島市副市長が「豊かな自然があり、体験学習の場には最適だ」、渥美巌県議も「縄文の歴史が残る地を子どもたちの学習の場にしてほしい」とアピールした。村井嘉浩知事は「県としても第一次産業などの体験、視察の場の要望に協力する」と強調した。

 講師は、民宿経営者や漁業者らでつくる奥松島体験ネットワークの小野会長をはじめ、会員の小野仙一さん、山内良裕さん、小野文義さんが務めた。参加者は、海岸に流れ着いた流木による作品作りやロープワーク、操船、かご漁を体験。大高森周辺の散策も楽しんだ。

 区教委学校運営課の新井雅俊係長は「都内から約6時間半という移動時間の課題はあるが、自然や景観が美しい漁村体験は新鮮な魅力がある。体験プログラムも豊富で、各校の判断に委ねたい」と話し、体験学習適地として太鼓判を押した。

 2003年に設立し、北海道などからも漁業体験者を受け入れる同ネットワークの小野会長は「今年は既に2500人と昨年実績(2300人)を突破し、7割が児童や生徒だ。漁業体験を教育現場で活用してもらい、都会の子どもたちの東松島への関心を高めたい」と話している。

【流木アートを体験する豊島区の教職員=東松島市月浜地区センター】
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