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■カツオようやく本格化
2010.07.22
石巻魚市場水揚げ
今後の盛漁期に期待/
 石巻魚市場へのカツオの水揚げが本格化してきた。過去に例のない不漁だった昨年同期と比べると、数量は2割ほど多くなっているが、例年にはまだ遠く及ばない状況。関係者は「今後群れがまとまれば順調な水揚げになる」と、これからの盛漁期に期待を寄せている。

 今月中旬に入って南三陸町から大船渡市沖に好漁場が形成されるようになり、同魚市場への生鮮カツオの水揚げは、ようやく100トンを上回るまとまった量が見られるようになった。19日には191トンと、12日の283トンに次ぐ今シーズン2番目の数量となった。

 21日は1隻の巻き網運搬船が入港し、約30トンを水揚げした。乗組員によると漁場は南三陸町沖で、漁模様はまずまずという。2・2〜2・5キロの中型が主体だが、3キロを上回るものも増えてきた。仲買人は「身も締まっており、脂の乗りも悪くない」と話した。

 魚市場関係者は「今年はいい漁場ができても長続きしない。漁獲が安定しないので、浜値も乱高下している。高値のときは需要が落ち込む」と心配する。

 一方、海外巻き網船による冷凍カツオは好調で、20、21の2日間で1500トンの水揚げがあった。今シーズンも例年通りの数量となっており、水産加工業者にとっては貴重な原魚確保につながっている。

【本格化してきた巻き網カツオの水揚げ=石巻魚市場】
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