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■海外研修2年ぶり再開
2010.07.16
石巻市、広域行政事務組合
中高生を豪州、米国派遣
新型インフル沈静化で夏休み交流/
 新型インフルエンザの世界的流行で昨年中止になった中高生の海外研修が、2年ぶりに再開する。石巻地方では石巻市、石巻地区広域行政事務組合それぞれが主催する中学生の豪州研修と、高校生の米国ワシントン州語学研修の3グループが夏休みを利用して出掛ける。世界保健機関(WHO)のよると、新型インフルエンザは現時点で沈静化の兆しを見せている。「感染を心配せず、外国の文化を学んでほしい」と関係者。子どもたちも海外の貴重な体験を心待ちにしている。

 石巻市の中学生海外研修の行き先は豪州のメルボルン、シドニー方面。市内の中学生17人(男子6人、女子11人)と引率の計22人が29日〜8月5日、メルボルンの一般民家にホームステイ(4泊)する。

 現地校で授業体験や日本文化を披露するほか、戦争慰霊館の見学、観光を予定している。結団式は26日午前10時から市役所市民ホール。

 12回目を迎える「おにぎり大使」(石巻地区広域行政事務組合主催)もシドニーがメーン渡航地。中学生31人(男子15人、女子16人)と引率の計37人が参加する。28日〜8月3日の旅程のうち、ホームステイが3泊。持参したコメとノリでおにぎりを作り、ホストファミリーと交流。観光なども楽しむ。壮行式は19日午後2時から石巻文化センター。

 高校生は、石巻市と友好港湾関係にあるワシントン州エバレットのコミュニティーカレッジで行われる短期語学研修に8人(男子2人、女子6人)が参加する。24日?8月8日、同校で英語や現地文化を学ぶ。ホームステイし、近郊のシアトル見学も予定している。

 夏休み以降は、女川町の中学2年生16人が10月2〜10日、町ゆかりのカナダ人将校の出身地カナダ・ネルソン市を訪問する予定。

 一方、国内組は、石巻市の非核平和都市推進人材派遣事業で、中学生7人(男子4人、女子3人)が8月5〜7日、広島市を訪ねる。26日に市長室で結団式を行う。

 WHOは先日、新型インフルエンザの世界的流行について「最も激しい(ウイルスの)活動期は過ぎたと判断した」と声明を出した。事実上の「ピーク越え宣言」といわれる。

 豪州に子どもたちを送り出す石巻市は「インフルエンザの問題はほとんどないと聞く。ただ、南半球は冬なので風邪や体調面には注意してほしい」(市民活動推進課)と話している。
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