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■料理に活用 コメ粉人気
2010.07.14
いしのまき農協売り上げ予想以上
初の普及イベント
多彩なレシピに関心/
 全国的にコメの消費が減少傾向にある中、いしのまき農協(斎藤賢仁組合長)が4月から発売しているコメ粉に人気が集まっている。手ごろな値段に加え、さまざまな調理に対応できるとあって、日増しに関心度もアップ。当初の予想を上回る売り上げを記録している。13日には初のコメ粉普及イベントを開催したほか、調理のレパートリーなどを考案するサークル「こめ粉ろりん倶楽部」も発足。消費拡大に弾みを付けようと、農協関係者は張り切っている。

 農協が4月から売り出したコメ粉は、グルテン入りの「ふんわり こめ粉」(600円)と、「さらりん こめ粉」(520円)の2種類(ともに1キロ)。

 ふんわりはパンづくり、さらりんはケーキや天ぷらの衣、カレーやシチューのつなぎなどに適している。「農協独自の厳しい栽培基準で育てたコメで作った」(担当者)と言い、本年度は3・9トンの出荷を予定している。

 当初は2、3カ月で450キロ程度の売り上げを見込んでいた。ところが1カ月でなくなり、予想以上のヒットに。購入者から「料理方法のレシピがほしい」との要望を受けたこともあり、初のイベント「ワイワイ!こめここちコミュニティ みんなで仲間づくりの会」開催に至った。

 イベントには、食生活改善推進員やフードコーディネーターら25人が出席。興味津々の様子で米粉料理を味わいながら理解、関心を深めた。

 コメ粉料理は、パンやスープ、スイーツなど18種類。フードコーディネーターで食工房みやふく(仙台市)代表の八巻美恵子さんのレシピを参考に、いしのまき農協女性部(渡辺ひろ子会長)と女性職員が調理した。

 東松島市食生活改善推進員会の鈴木玲子会長は「蒸しパンやゼリーなどは作ったことがあるけど、アイデア次第でバリエーションが広がる。勉強になった」とにっこり。「約70人の会員に紹介したい」と話していた。

 みやぎ食育コーディネーターの氏家冨士子さんは「高野豆腐や野菜揚げなど総菜として使われていたのが印象的」とコメ粉の可能性を実感。「テーブルコーディネートも素晴らしく、五感から入るおいしさもあった」と感想を述べていた。

 いしのまき農協の辺見健治総務担当常務理事は「コメ粉への関心、反響は予想以上。いろいろな機会や料理教室といったイベントなどを通じて普及に努め、地域の活性化につなげていきたい」と意欲を燃やしている。

 コメ粉の問い合わせは同農協(22)1111へ。

【彩り鮮やかな米粉料理を皿に取る米粉普及イベントの出席者=いしのまき農協】
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