■大橋地区に新市民会館を
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2010.07.13 |
石巻市住吉地区町内会長連協が要望
来年3月までに方向性
亀山市長、耐震調査にらみ決断/
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新しい石巻市民会館の建設を求める要望が12日、住吉地区の町内会から石巻市にあった。移転場所は合併前に新市役所予定地だった大橋1丁目の市有地。市は本年度、同市不動町にある現施設の老朽化に伴う耐震調査と、新施設の基本構想策定作業を同時に進めている。亀山紘市長は「決断する時期に来ている」として、耐震調査の結果が明らかになる来年3月中旬までに方向性を示す考えを伝えた。
要望したのは、住吉地区町内会長連絡協議会(吉田忠美会長)。大橋地区をはじめ、住吉、水押、中里、鋳銭場など16の町内会で構成する。
市役所を訪れた吉田会長ら代表4人は「交通の便やロケーションが良く、芸術文化の鑑賞・発表の場にふさわしい。地域だけの要望でなく、全市的に見ても好適地」と要望した。
大橋1丁目の市有地は北上川堤防沿いの約3万2000平方メートル。うち石巻地区消防本部に貸与した土地を除く2万2340平方メートルが未使用の更地になっている。広さは現施設の敷地(1万1550平方メートル)の2倍あり、以前に新合同庁舎建設計画があった県有地に隣接する。
合併前は、市役所移転地の位置付けがなされていた。しかし、厳しい財政状況から進展せず、新庁舎が今年3月石巻駅前に移転したため、利用計画は白紙に戻っている。
亀山市長は「選択肢の一つと考える。将来の財政状況や費用対効果を考慮して検討する。1000〜1500席規模のホールだと50億〜100億円の建設資金が必要とされる。合併特例債を用いても市の負担は大きい」と返答した。
ただ、耐震調査の結果次第ではただちに使用不能になる可能性が大きいことから、亀山市長は「決断する時期」と表明。結果が明らかになる来年3月半ば前にも、現施設に代わる市民文化ホール(仮称)などの基本構想の策定に合わせて方針を固める考えを示した。
市民会館は1967年開館。県北最大級1500人(固定席1362席)の大ホールを有し、石巻地方の芸術・文化を支える拠点として親しまれてきた。
しかし、築40年以上で老朽化が激しく、来年以降利用できなくなる可能性がある。市内に1000人以上収容できるホールがほかにないため、大規模な公演などを鑑賞できる場が消える。石巻文化センターも、毛利コレクション展示施設工事の関係で来年6月から10カ月間の休館に入る。
このため、みやぎ生協の文化鑑賞会運営委員会が先日、市民会館の早期新設、文化センターとの同時休館の見合わせを市に要請。文化関係者や一般市民の間では、市民会館の早期建設を求める声が広がっている。 |
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