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■女川三小で閉校式典
2010.03.28
伝統を胸にお別れ
新学期から女川二小に統合/
 女川町尾浦にある女川三小(北沢和美校長、児童29人)の閉校記念式典が27日、同小であった。

 式典は、昭和30年代から現在に至るまでの思い出の卒業アルバムや記念写真が張り出された体育館で、児童をはじめ町、教育委員会関係者、保護者や同窓生ら約200人が出席して行われた。

 式辞で横井一彦教育委員長は「有為な人材を世に送り出してきた、その豊かな歴史を皆さんで引き継いでほしい」と述べた。

 安住宣孝町長は「地域が学校を支えてきた。閉校は寂しいが、今まで培った伝統を忘れないでほしい」とあいさつした。

 北沢校長は「変化の向こうにある未来に向かって、自分を伸ばしていってほしい」と児童を励ました。

 校旗返納後、4月から中学校へ進学する6年生5人を含む全員で「今日でこの校舎とお別れです。三小の伝統を二小へと引き継いでいきます」とお別れの言葉を述べ、最後の校歌を斉唱した。

 児童が校歌を歌い始めると、会場のあちこちで同窓生らが歌詞を口ずさむ姿が見られ、中には涙をぬぐう人もあった。

 三小は1873(明治6)年に開校し、その後、名簿に記録欠落があることから正確な数は分からないが、3500人を超す卒業生を送り出してきた。新学期から女川二小に統合される。

 式典に引き続き、大漁旗で飾られた校庭で記念碑の除幕式があった。児童が三小ソーランを踊り、母校に別れを告げた。

 28日には、同じく閉校となる大石原浜の女川六小・女川四中(併設校)でも閉校式がある。
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