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■石ノ森キャラ 新たに11体
2010.03.06
マンガ発信・楽しさぐんと
4街路にテーマ別愛称/
 マンガの街・石巻市のシンボル「石巻マンガロード」がスケールアップした。立町など中心市街地の目抜き通りに石ノ森章太郎氏が生んだ人気キャラクターのモニュメント11体が新たにお目見えしたほか、四つの主要街路には「サイボーグ009」「時代劇」などを冠した愛称が付けられた。さらに、にぎわい創出事業で、空き店舗を活用したコミュニティー・情報発信のスペースが2カ所に設けられる。市は、マンガと中心街活性化を連動させた取り組みで注目度アップを図る。

 新しいモニュメントは、市新庁舎前の「仮面ライダーV3」、駅前通りの「サイボーグ008、005・001」、石巻商工会議所前の「アカレンジャー」、アイトピア通りの「佐武と市」、石ノ森萬画館前の「シージェッター海斗」など。

 カラー塗りの繊維強化プラスチック(FRP)製。立像は本体だけで平均1・7メートルの高さがある。優しくてかっこいい正義のヒーローが街角にあふれる。

 人気キャラクター像の増設で、マンガロードのマンガ関連施設は既設のモニュメント(5体)やベンチ、案内板など23基と合わせて計34基に増えた。

 四つの通りには、石ノ森作品の多彩なジャンルに合わせて個別のテーマを設定した。駅前?立町通り(石巻商工会議所前まで)は「サイボーグ009ストリート」、寿町通りは「ヒーローストリート」、アイトピアを「時代劇ストリート」、橋通りの一部は「コメディストリート」と名付け、関連するモニュメントなどを集約させた。

 七十七銀行石巻支店前にあった「ロボコン」など2体は、ストリートテーマに沿って該当地に移設。市社会福祉協議会ビル前の「漫画家似顔絵板」は、中のイラストなどを新しいものに代える。

 空き店舗活用は、旧河合楽器(中央2丁目)跡の「アンテナ・ジュースカフェ ほーぷす」と、旧守谷フルーツパート2.(中央1丁目)跡の「なごみ庵(あん)」の2カ所。買い物などで街を訪れた人たちに休憩、コミュニティー、軽食コーナーとして利用してもらう。

 ほーぷすは、石巻専修大経営学部ゼミ生によるチャレンジショップで、6日にオープン。1階で野菜や特産品のほか、マンガ関連グッズや手作り弁当を委託販売する。2階は喫茶、3階に「まちなか実験室」とギャラリーを開設する。まちなか実験室は14日、専門家が壊れたおもちゃを修理する「おもちゃ病院」を開く。

 市役所通りのなごみ庵は16日オープンの予定。昔からの住宅地で高齢者が多く居住する地域のため休憩所とトイレを併設したミニ集会所。さらに軽食コーナーや落ち着ける和室も準備する。

 関連して、中心部では20、21日に「まちなか環境リサイクルフェア」が行われる。

 マンガロードを管理する街づくり会社の街づくりまんぼうは「モニュメントが3倍に増え、街中を回遊する楽しみも倍増するはず。空き店舗活用も活性化に威力を発揮してほしい」と期待する。今後、街路に飾るキャラクター旗も製作する。

 マンガロードは2001年4月の誕生以降、初めての本格的なリニューアル。まちなかにぎわい創出事業と合わせ、国の緊急経済対策事業などで整備した。事業費は約4500万円。

【「時代劇ストリート」のアイトピアに設置された「佐武と市」=石巻市中央2丁目】
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