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■ヒマワリ油でエンジン動いた
2010.02.26
本吉響高教員 津谷小でBDF実演
児童、排ガスの特徴確認/
 気仙沼市津谷小(長田勝一校長、児童256人)で24日、「ヒマワリ油でエンジンを動かそう!」と銘打った環境学習が行われた。本吉響高の教諭ら3人が、全児童が集まった体育館でヒマワリ油から抽出したバイオディーゼル燃料(BDF)を使い、耕運機のディーゼルエンジンを動かした。

 来校したのは本吉響高総合学科の伊沢裕樹教諭(38)、及川秀行農場技師(46)、熊谷健一実習助手(39)。伊沢教諭がBDFの作り方を講話した。本吉響高は2008年度に学校の食堂の廃油を使ってBDFを製油した経験があり、今回はそれをヒマワリ油に応用。長田校長が大崎市三本木で購入したヒマワリ油を響高に届け、伊沢教諭が生徒の協力も得てメタノール、水酸化ナトリウムを加えてBDFを精製した。

 講話終了後、児童代表が耕運機の燃料タンクにBDFを投入。及川技師と熊谷助手が耕運機のエンジンを稼働し、児童たちは排ガスの色やにおいなどの特徴を確認した。

 伊沢教諭らによると、ディーゼルエンジンは通常の軽油を使用すると排ガスは黒っぽく、特有のにおいがするが、BDFだと色は白っぽく、揚げ物をしたようなにおいになるという。

 排ガスのにおいをかいだ5年生の木村真大(まひろ)君(11)は「普通の車の排ガスと違い、焼き鳥を焼いているようなにおいがして面白かった」と話した。

 同校では環境緑化活動の一環として昨年5月、児童が種から育てたジャイアントヒマワリの苗を自宅や近所に配布。約500鉢で育てたヒマワリから約8キロの種を採取し、1月にはつばき油で地域おこしに取り組む同市本吉町前浜地区の「前浜おらほのとっておき実行委員会」のメンバーが、全児童の前でヒマワリ油の油搾りを実演した。

 新年度は製油したヒマワリ油の料理、飼料への活用などバイオリサイクル学習にも力を入れる。
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