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■ワカメ初入札
2010.02.04
気仙沼・南三陸産
例年並みの滑り出し/
 気仙沼・南三陸地域で養殖されたワカメの初入札が3日、全国のトップを切って気仙沼市波路上の県漁協わかめ流通センターで行われた。塩蔵の平均価格(10キロ)は5443円だった。前年と比べ906円(14%)安かったものの、水産物の取引価格が低迷する中で、まずまずの滑り出しとなった。

 初入札には気仙沼市と南三陸町、塩釜市の各支所、出張所から塩蔵83トン(前年111トン)、乾燥2トン(同2.26トン)が集まった。宮城や岩手、首都圏などの仲買45社が入札に参加し、色つやや香りを入念に確かめた後、値段を付けた。

 高値は塩蔵が9600円。前年と比べ26%安かったが、例年並みは維持した。乾燥は2万6000円で前年比7%安。乾燥の平均は1万9749円だった。

 今シーズンのワカメの生育は海水の栄養分不足などで例年より遅れ気味。地元の買い受け人は「浜によっては傷が目立つが選別はしっかりしている。これから品質はよくなるのでは」と期待していた。

 入札は4月末まで10回を予定。県漁協気仙沼総合支所の松本洋一所長は「在庫が多く、生育も決して良くない中で、悪くない価格で取引された。海況が好転して2月下旬に水揚げが本格化する外洋ものの品質が持ち直し、価格が安定することを願いたい」と話した。
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