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■合格の花 咲いて
2010.02.28
縁起物「粟穂稗穂」お目見え
石巻市北上町十三浜の釣石神社/
 合格祈願で知られる石巻市北上町十三浜の釣石神社(岸浪均宮司)に、受験生を激励する縁起物「粟穂稗穂(あわほ・ひえぼ)」が27日、お目見えした。県内公立高の一般入試は3月4日にあり、合格発表の10日まで境内に飾られる。

 製作したのは氏子や住民らでつくる「追波地区あぼへぼの会」(佐々木藤一郎会長)の会員約20人。カツノキ(ヌルデ)の木を削って作った直径30センチの花(粟穂)と棒状の実(稗穂)を、高さ5メートルほどの笹竹や割った竹筒の先端に取り付けた。

 大輪の白い花が咲いたように華やかな8本の粟穂稗穂と、後幣束の竹が設置された境内にはヨシの受験生や家族が訪れ、春の吉報を祈って手を合わせていた。

 粟穂稗穂は豊作を祈る小正月行事。40年間廃れていたが、氏子らの手で2000年に復元した。以降、あぼへぼ会は参拝に訪れる受験生が「合格という花が咲き、受験の努力が実を結ぶように」と、受験シーズンに合わせて巨大なヨシの輪とともに設置している。

 あぼへぼ会は「お礼参りに訪れる家族の笑顔に、良かったねと声をかけるのが楽しみ」と話していた。

 釣石神社は「落ちそうで落ちない」ご神体の巨岩があることから、受験の神様として知られる。受験シーズンには石巻をはじめ、東北6県や関東方面から訪れる参拝客でにぎわう。合格祈願の絵馬もピーク時には1500枚に達するという。

【白い花が咲いたような「粟穂稗穂」が受験生を応援=石巻市北上町の釣石神社】
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