■生食カキ通年提供OK
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2010.02.27
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石巻の水産会社開発
滅菌洗浄、冷凍「うま味逃さず」
試食会で関心高く/
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石巻産カキを世界に広めた宮城新昌の血筋を引く三養水産(石巻市流留、辻寿一社長)が開発した1年中食べられる生食用カキが、24日に石巻市内で開かれた試食会で飲食店関係者の関心を集めた。同社は、今年中に本格的な販売を開始する予定だ。
試食会は、消費者と農商工者の連携で満足度の高い商品づくりを目指そうと、板垣良直・宮城大事業構想学部非常勤講師が主宰する研究コミュニティーが、同市中浦1丁目の活鮮料理ひらつかで開いた。
このカキは、三養水産が生食用・冷凍ハーフシェルオイスター「みぃ?じょ」の商品名で出品。滅菌海水で洗浄した後、片方の殻を外した状態で急速冷凍する。身の表面を氷の膜で覆い、冷凍焼けしないように工夫。食べる時は海水か塩水の中で解凍する。
一定の温度域で冷凍することで、カキの細胞が生きたような状態で保たれ、解凍後もむき立てと同じような状態になるという。解凍に40分程度を要するが、「鮮度は生と変わらず、味は生より優れている」と評価する飲食店関係者もいた。
同社の辻尚広常務は「関東方面から来た人に『生カキを食べたい』とよく言われる。しかし、提供できる時期は9月下旬から3月まで。それ以外の時期にも提供したいと考えて開発した」と説明する。
今年は全国的にノロウイルスによる食中毒が多発し、県漁協は今月15日から生食用カキの出荷を自粛した。同社の商品は衛生面のチェックを重ね、安全・安心を十分確保した上で流通し始めている。
試食会は、今秋創業70周年を迎える菱中建設石巻支店の協力を得て実施。喜多方市の「蜂蜜酒」、郡山市の「ライスミルク」も出品され、試飲が行われた。 |
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