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■プルサーマル9人が容認
2010.02.18
女川町議会特別委
14委員から意見聴取/
 東北電力が女川原発3号機で予定するプルサーマル計画で、女川町議会原発対策特別委員会(佐藤良一委員長、15人)は17日、委員意見を聴取した結果、計画の受け入れ容認が多数を占めた。安住宣孝町長は「特別委の意見を重く受け止める」とし、村井嘉浩知事、亀山紘石巻市長との3者協議で、受け入れ是非の結論を出す方針を示した。

 特別委は議長を除く全15議員で構成。委員長が14委員に計画の受け入れの意見を聴取した。その結果、条件付きを含めた計画の「受け入れ容認」は9人、「時期尚早」が5人。議長はオブザーバーとして出席した。

 容認派は「国の審査で計画を導入しても安全性に問題がないことが結論付けられている」「1年以上も特別委で議論を重ねてきた。結論を先延ばししても意見は変わらない」などと述べた。

 時期尚早派は「九州電力玄海原発で国内初のプルサーマルが始まったばかり。議論を重ねる必要がある」「アンケートなどで住民意向を把握するべきだ」などと述べた。

 佐藤委員長から報告を受けた安住町長は「村井知事、亀山石巻市長との3者で協議し、計画受け入れ是非の最終結論を出す」との見通しを示した。亀山市長は「3月の早い段階で判断したい」との意向を示している。安住町長は時期については明言しなかった。

 町議会はプルサーマル計画を町から議案として提案されておらず、特別委として独自に調査を実施。この日の結果は実質的な町議会の結論と位置付けられ、女川原発の立地自治体となる県、石巻市の議会の中では最初に賛否の状況が示された。

 各委員の発言要旨は次の通り(○は容認、△は時期尚早、発言順、敬称略)。

 ○鈴木公義 「今のタイミングで意思表示をするべきだ」

 △菊地孝四 「計画は国内で始まったばかり。議論が必要」

 ○鈴木隆子 「住民不安がないよう計画を進めてほしい」

 ○酒井孝正 「安全性に問題がないという結論が出ている」

 ○本郷隆 「国が計画を導入しても安全と説明している」

 △内田勇雄 「計画に対する専門家の賛否が分かれている」

 ○山田直 「安全運転の継続を条件として賛成したい」

 ○阿部和男 「付帯条件に使用済みMOX燃料の処理必要」

 △宮元伸成 「拙速に賛否を問うべきではない」

 △阿部律子 「安全性に疑問が残る。住民理解も不十分」

 ○佐々木新一郎 「最新の知見で安全性が評価されている」

 △高野博 「アンケートを実施中。住民意向を把握するべきだ」

 ○阿部繁 「現実的な選択肢として容認せざるを得ない」

 ○木村公雄 「1年以上、特別委で議論を重ねてきた」
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