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■石巻市大原中で閉校式
2010.02.09
思い出多き母校にお別れ
4月から牡鹿中に/
 石巻市牡鹿地区の3中学校が統合し4月から「牡鹿中学校」になる同市大原中(高橋洋一校長、生徒54人)の閉校式が7日、同校体育館であった。生徒と保護者、歴代の学校関係者ら約200人が出席し、63年間にはぐくまれた歴史と伝統、思い出を振り返りながら、新しい学校へ引き継いでいくことを誓った。

 式では、阿部盛男市教育委員長が式辞を述べ、亀山紘市長らがあいさつ。来賓としてあいさつした同校卒業生の安住淳衆院議員は「太平洋の波をデザインした校旗が格好良い。いつまでも忘れないでほしい」と、母校での思い出を披露した。

 閉校関係実行委員長を務めた木村美輝PTA会長は「生徒数が400人近い時もあったが、少子化で統合は避けられなかった。3校のどの校舎を存続させるかでは地元でもめたが、耐震性の問題もあり、大原中は閉校することになった。ここで学べたことを誇りに思ってほしい」と統合までの経緯を振り返り、地域の努力に感謝した。

 生徒代表の3年安藤広樹君は「思い出がたくさん詰まった母校がなくなるのは悲しい。学校がなくなる重さで胸がつぶれる思いだが、新たな一歩の始まりでもある」と力強く述べた。

 この後、高橋校長が阿部教育委員長に校旗を返納。全員で校歌を歌い、母校の最後を惜しんだ。

 閉校関係実行委と市は、校歌や校舎の写真、学校の歴史を刻んだ記念碑を製作。統合校舎となる同市鮎川中の校庭に建立した。7日、閉校式に先立ち、全校生と関係者が現地で除幕式を行い、記念写真などを撮った。
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