■産学官開発の新発熱体活用
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2010.01.15 |
石巻 民間企業が暖房商品化
遠赤外線効果「足元」「室内」ホンワカ/
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石巻地方の産学官交流がきっかけで開発した新発熱体を生かし、高橋屋根工業(石巻市蛇田、高橋悌太郎代表取締役)は遠赤外線足元暖房器と、電気式室内暖房システムを商品化した。昨年12月に販売を開始、足元暖房器は1カ月で350台を売り上げた。室内暖房システムは一般住宅用に加え、産業面にも伸展しつつある。環境に優しく、省エネを重視した製品に関心が集まっている。
二つの商品には、遠赤外線を発生するナノカーボン発熱体が組み込んである。セメントにカーボンを極少量入れた素材で、電流を流すと発熱体から遠赤外線が出て暖かくする。
足元暖房器は幅35センチ、奥行き30センチ、高さ3.5センチ。安全装置を付け、46〜50度の範囲で作動する。遠赤外線の効果で、暖房器に触れる足の裏だけでなく、ひざぐらいまで暖まるという。
モーター音や二酸化炭素も出ない。1時間当たりの電気代は約40銭。1日中使用しても10円に満たない。天板には登米市産の杉を使った矢羽根材を使用し、高級感と耐久性も確保した。
室内暖房システムは、床や壁に組み込むタイプと、ついたて式がある。同じく遠赤外線を出すナノカーボン発熱体で室内を暖める。約140度までの温度調整ができる。電気代は6畳用で1カ月当たり1990円。
ナノカーボン発熱体は2005年、融雪瓦と融雪歩道板で実用化され、雪の多い内陸部などで実績を上げている。一般電気用品として販売するため、第三者機関の試験と自社試験を重ねて商品化に至った。
高橋代表取締役は「足元暖房器は代理店を通し、関東圏や仙台市などで順調に売れている。今シーズンの目標は1500台。室内暖房システムは中堅住宅メーカーを通して普及させたい」と話している。
価格は足元暖房器が1万5000円。室内暖房システムは床暖房が6畳用24万円、8畳用35万円、10畳用38万円。
問い合わせは高橋屋根工業グループのティーアールティー0225(62)2173へ。 |
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