■海も喜ぶ豊かな森を
|
2009.10.30 |
石巻市 実りの里山創生事業
鮎川小児童ら クヌギなど苗木170本 植樹に汗/
|
|
|
|
石巻市の「実りの里山創生事業」植樹式が29日、同市鮎川浜の清崎憩いの森であった。近くにある鮎川小(菅原貞嘉校長、児童57人)の全児童と教員、保護者らをはじめ関係者約100人が参加。里山と、樹木の養分が注ぐ海が豊かになることを願いながらコナラ、クヌギ、クリ、ユズ、桜など170本の苗木を植えた。
植樹をしたのは、憩いの森南端にある「ウミネコ広場」(0・11ヘクタール)。牡鹿半島に生息するニホンジカが出没する場所で、苗木が食害に遭わないよう、広場の周囲には防鹿柵を巡らせた。
児童たちは森林組合職員の指導を受けて、グループで役割分担して植樹した。眼下に太平洋が広がる見晴らしの良い南斜面。スコップで穴を掘り、苗木を植えた後、シャベルで土をかけて踏み固めた。ペットボトルに入れてきた水をかけ、大人の助けを借りて苗木を補強するくいも打ち込んだ。
北村悦朗副市長と代表植樹した6年生の中村遥さん(11)は「木を植えるのは、ちょっと楽しい気分だった。学校の近くなので、大きくなるのが楽しみです」と話した。
苗木は石巻東ロータリークラブのほか、県漁協表浜支所、支所とカキなどの海産物産直販売で連携する東京の東都生協とマルダイ長沼が寄贈。各団体からもボランティアで植樹作業に参加した。すべての苗木を植えた後、植樹事業を記念する標柱を立てた。
2カ年連続で植樹した清崎憩いの森は、旧牡鹿町と県が2000年から4カ年で、病院や保健福祉施設などの南側に樹木や遊歩道を配置。緑と潮風を楽しむ空間として整備し、鮎川小児童の遊び場にもなっている。
実りの里山創生事業は04年度にスタート。04、05年度に稲井地区、06、07年度は河北・大川地区の里山に植樹した。
【里山と海の環境保全を願って落葉樹の苗木を大切に植樹=石巻市鮎川浜清崎】 |
 |
|