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■在住外国人に防災情報
2009.10.09
ラジオ石巻 来月、番組を多言語化
英語、中国語、ハングル
支援団体会員が協力/
 ラジオ石巻(石巻コミュニティ放送)は、11月から災害に備えた番組「防災タイム」の多言語化に取り組む。放送には、石巻在住外国人の支援団体「国際サークル友好21」の外国出身会員3人が、それぞれの得意言語を生かしてボランティアで挑む。地震や津波に対する心構えを英語、中国語、ハングルの3カ国語で放送し、在住外国人の防災意識啓発に役立てる。

 放送に協力するのは、中国・大連出身の劉培霞さん(中国語担当)、韓国ソウル出身の趙成振さん(ハングル担当)、ウクライナ出身でイギリス留学経験のある高橋オレナさん(英語担当)。石巻市に住んで5?11年で、3人とも現在は携帯電話販売店の外国人スタッフとして働いている。

 3人の母国では地震がほとんどなく、石巻で初めて地震を体験した時は驚き、激しく動揺したという。特に、来日して間もない時期に幼子を抱えて地震に出合った劉さんはパニック寸前の思いをしたという。そんな体験からラジオ出演を快く引き受けた。

 「日本語が分からない中国人のために、少しでも助けになれば」(劉さん)、「自分は地震で本当にびっくりした。ラジオを聞いた人が安心できるようにしたい」(趙さん)、「地震の時に、心掛ける大切な行動を伝えたい」(高橋さん)。3人はそれぞれ抱負を述べている。

 地震が起きたら、まず身の安全を確保。机やテーブルに身を隠す。非常脱出口を確認しつつも、慌てて外に飛び出ない?。こうした防災の基本行動などを3カ国語で収録し、放送する。

 「防災タイム」は、2007年秋に放送を始めたラジオ石巻のオリジナル番組。防災に関する情報、ミニ知識を提供している。毎週火、木曜の午後2時半と5時半の放送。多言語版は11月3日が初放送となる。

 国際サークル21によると、石巻地方2市1町には、約30カ国の1110人の外国出身者が暮らしている。今回放送する3カ国語によって9割程度をカバーできる見通しという。
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