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■家族の悩み不安を共有
2009.09.25
重症心身障害児
石巻守る会が来月発会/
 石巻重症心身障害児(者)を守る会が10月13日、発会する。県重症心身障害児(者)を守る会は県内圏域ごとに分会を設立し、それぞれの活動拠点を設けている。石巻(石巻市、東松島市、女川町)は仙台、大崎、栗原に次いで4番目。地域交流懇談会や療育キャンプなどを開催してきたほか、昨年は石巻地区母親大会や家庭訪問を実施するなどして、準備を進めてきた。発会式を前に7日、設立総会を開き、会則や役員、事業計画を決める。

 石巻守る会の発会式は、午前10時から石巻ルネッサンス館で開く。県守る会の秋元俊通会長、設立準備委員会の加藤美智子代表ら関係者約30人が出席する予定。

 設立に至る経緯や役員の紹介などを行う。記念講演として、全国重症心身障害児(者)を守る会の北浦雅子会長の講演録(DVD)「重症児・者に支えられて」を聴講する。

 重症心身障害児(者)は、重度の肢体不自由と知的障害を併せ持ち、歩くことも話すこともできない。口からの食事が困難なためにチューブでの栄養摂取など、医療ケアを必要とする超重症児(者)や準超重症時児(者)も含まれる。

 石巻地区では、常時医療ケアを必要とする重症児(者)とともに地域で生活する家族の負担が大きく、多くの課題を抱えている。

 守る会は、大切な子どもたちの生命と幸せを守るため、同じ境遇の家族が集い、悩みや不安を話し合うほか、課題解決の方策を一緒に考え、互いの心労軽減を図ることが目的。

 県守る会は、1965年に国立療養所重症心身障害児病棟を国立病院西多賀療養所に誘致するための団体として設立された。現在、県内の会員数は石巻地区の22人を含め220人。

 加藤代表は「最も弱い者を、一人も漏れなく守るという基本理念の下、県守る会や関係機関と連携を密にし、重症児・者やその家族が安全安心で心豊かに暮らしていけるよう、福祉の向上に努めていきたい」と話している。
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