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■心臓病早期発見に威力
2009.07.29
県内2例目最新鋭CTを導入/
みやぎ東部循環器科/
 みやぎ東部循環器科(東松島市、菊地雄一院長)は、狭心症や心筋梗塞(こうそく)などの心臓疾患検査ができる最新鋭装置「320列エリアディテクターCT」を導入した。8月3日に本格稼働する。同装置の設置は、県内で唯一心臓センターがある仙台厚生病院(仙台市青葉区)に次いで2例目。みやぎ東部循環器科は「仙台厚生病院や石巻圏の医療機関と連携し、地域医療に貢献していきたい」としている。

/身体的負担、経費も軽減/

 最新鋭検査装置は、1回転で320枚の断面画像を撮影できるほか、1回転で脳や心臓を撮影でき、立体的な表示を高画質で確認できる。従来の装置に比べ検査時間を短縮でき、造影剤も少なくすることが可能で、異常の早期発見にも寄与できる点などが特徴だという。

 導入メリットとしては(1)心臓カテーテル検査(冠動脈造影検査)を受けずに高精度で狭心症や心筋梗塞の有無を診断できる(2)高齢者の身体的負担が少ない(3)検査費用の負担軽減(カテーテルの5分の1〜10分の1)−など。

 みやぎ東部循環器科での心臓カテーテル手術は、ここ数年300件を超え、県内の病院では3年連続で3位の症例数となっている。

 菊地院長は「新装置に加え、最新鋭の血管撮影装置も導入する。地域医療のみならず、県内の心臓病治療発展に大きく貢献できる」と話している。

 みやぎ東部循環器科は、心臓疾患専門のクリニックとして、急性心臓病患者を24時間救急で受け入れている。

 心筋梗塞の患者が来院し、冠動脈開通までに要した時間は昼夜を問わず平均35分程度で、全国的に見ても早い時間という。
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