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■毛利コレ施設12年春にも
2009.06.28
石巻市教委概略説明
文化センター改修推進する会総会/
 石巻文化センターを改修し、毛利コレクション展示収蔵施設を整備する石巻市教委は26日、2012年春をめどにオープンさせる方針を明らかにした。同日開かれた毛利コレクション等博物館建設を推進する会(阿部宏会長)総会で、綿引雄一教育長が説明した。この動きに合わせ、推進する会は本格的な募金活動に取り組むことを確認。半世紀の悲願に、官民が足並みをそろえて前進する決意を示した。

/実現に向けて募金活動推進/

 石巻文化センターであった総会の議事終了後、綿引教育長が基本計画原案の施設概略や今後のスケジュールを説明した。

 展示施設は、所有者の毛利伸さん(石巻市住吉町)の意向を踏まえ、主に2階の第4研修室をコレクション常設展示室に改修する。さらに現在の常設展示室もコレクションが展示できるよう一部衣替えし「2階全体を博物館的なイメージに変える」。併せて、布施辰治やフランク安田など石巻の先人・偉人のコーナーも整備する。

 7月に予定する基本計画策定委員会の第3回会合に原案を示し、8月末をめどに計画案を固める。市議会に説明した後、10月中に策定する。10年度は実施計画、詳細設計を行い、11年度着工の見通し。完成、オープンは12年春を見込む。

 総会のあいさつで、阿部会長は「(市の方向性が定まり)具体的な形が見えてきたので、啓発活動とともに募金活動に取り組みたい」と行政側との連携を強調。本年度事業計画に、市側の事業展開を見極めながら募金開始時期や手法の検討を盛り込んだ。

 市の毛利コレクション等収蔵展示施設建設基金は現在、約2040万円(うち寄付1670万円)。阿部会長は「役員会で詳細を検討するが、5000万円ぐらいを目標としたい」という。

 推進する会顧問を務める毛利さんは「1950年代からあった博物館構想がようやく実現する。収集した祖父(総七郎氏)や家族も安心してくれる。コレクションが石巻の『地の塩』となってくれることを期待している」と話した。
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