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■松林の再生願い大谷中生が奮闘
2009.04.19
本吉 沖之田川下流に苗150本/
しっかり根付いて/
 松くい虫被害に遭った松林の再生を目指し、本吉町大谷中(阿部正彦校長、生徒百三十四人)の生徒が、同町沖ノ田の沖之田川下流にクロマツの苗百五十本を植えた。環境学習「ハチドリ計画」の一環で、生徒による松の苗の植栽は今年で四年目の活動。

 作業には全生徒と教職員、宮城北部森林官吏事務所、地元の第三十六区行政区振興会、大谷海友会の関係者ら合わせて百七十人が参加した。

 気仙沼市との町境に位置する、お伊勢浜海水浴場南側の長須賀海岸に注ぐ沖之田川の河口に集合。阿部校長らから「みんなの力で地域の自然を守る大切な活動。しっかりマツの根が張るように植えてほしい」と激励を受けた後、一、三年生は河口の南側、二年生は河口北側に分かれて作業を開始した。

 生徒たちは大人の指導を受けながら、スコップで砂や小石混じりの土を三十センチほどの深さに掘り、苗がまっすぐ立つように注意しながら慎重に土をかけ踏み固めた。

 昨年は同町天ケ沢地区で五十本のクロマツを植えたが、がけが近い危険個所で、三年生男子だけで実施したため、一、二年生は今回が初めて。

 二年生の木下実咲さん(一三)は「最初はどうなるか心配だったが、うまく植えることができた。三十年後にはクロマツが大きく育ち、松枯れ被害がなくなってほしい」と願っていた。

 ハチドリ計画では、全生徒で取り組む松林再生活動のほかに、一年生は「松枯れ」、二年生は「磯焼け」、三年生は「ふゆみず田んぼ」をテーマに環境学習に取り組んでいる。
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