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■AED普及190施設
2009.04.04
商石巻地方 学校、事務所、商店に
自前で用意する行政区も
保護者、住民対象 講習会にも一段と熱/
 急な心停止に陥った人の救命に有効とされる自動体外式除細動器(AED)への関心が高まっている。石巻地区消防本部によると、市役所や学校といった公共施設、一般企業の事務所や商業施設など管内約百九十施設に上っている。行政区の中には自前で用意し、住民の非常時に備えるところも出てきた。

 石巻市渡波の榎壇区町内会(城間洋区長)では、町内会費でAED一台を購入した。価格は約二十五万円。普段は集会所に配備し、子ども会育成会の行事などに携帯する予定だ。

 城間区長は「事故やけが、病気などを考えると、地域活動が鈍りがちになる。手元にAEDがあれば、万一の場合に救命措置ができ、子どもたちを思い切り遊ばせられる」と説明する。

 AEDを正しく取り扱ってもらう講習会も開催している。昨秋は子ども会育成会の保護者を対象に実施。本年度は二回を予定している。「講習会を継続的に実施し、万一の場合に対応できる態勢を整えたい」と言う。

 女川町の桐ケ崎行政区(鈴木正文区長)も高齢化などに備えて先月、県漁協女川支所桐ケ崎支部、桐ケ崎実業団の協力をもらい、約三十万円でAED一台を導入した。講習会だけは二〇〇四年から毎年開いてきたが、行政区が独自に所有したことで、住民の対応が一段と真剣になっている。

 「住民はもちろん、釣り客も多い。万が一の際は誰でも使えるようにしたい」と鈴木区長。二十四時間使えるようにと、AEDの配置を知らせるステッカーを行政区内の空き店舗に張って置いてある。

 AEDは、電極シールを患者の体に張り、内蔵された心電図解析機能で拍動を確認する。致死性不整脈に陥っている時には電気ショックを与え、心拍を復活させる。
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