トップニュースファイル≫2009年03月
■オペラの魅力伝え続けた27年
2009.03.31
石巻「河童の会」がラスト公演
感謝の歌声高らかに/
 オペラの魅力を伝えようと二十七年間活動を続けてきた、石巻オペラ「河童(かっぱ)の会」(山田正明代表)のファイナルコンサートが二十八日、石巻グランドホテルであった。ファンら約三百人が訪れ、会の解散を惜しみながら、長年の功績をたたえた。

 ファイナルコンサートは、会の二十七回目の公演で、「発足以来、二十七年間−皆さまに感謝を込めて−」と名付けた。

 会員ら十一人が出演。二部構成で、オペラ「ドン・ジョバンニ」の「カタログの歌」や、「魔笛」の「タミーノと三人の侍女の重唱」などを歌い上げた。幕あいには、会の歩みを記したDVDを上映した。

 コンサート終了後のあいさつで、山田代表は「大勢の人に集まってもらい、とても感謝している。声楽集団を楽しく運営することができて幸せだった」と語った。メンバーへは「一人一人が立派な歌い手。新たな世界を切り開いてほしい」とエールを送った。

 来場者の見送りに立った出演者には「長年ありがとう」「お疲れさまでした」と、ねぎらいの言葉が贈られていた。

 河童の会は一九八二年十二月、テノール歌手でもある山田代表の声掛けで、地元で活躍する声楽家四人、ピアニスト一人でスタートした。会名は、歌劇「河童譚(たん)」に由来する。

 年一回の公演を目標に活動を続けてきた。石巻市民芸術祭への参加や単独公演などを開き、市民にオペラの魅力を伝えてきた。

【27年間活動を続けてきた河童の会のファイナルコンサート=石巻グランドホテル】
ニュースインデックスへ戻る
※本ページに掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます。
Copyright (C) 2002 SANRIKU KAHOKU INC. All Rights Reserved.
WWW.SANRIKU-KAHOKU.COM