■歴史資料館改修オープン
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2009.03.31 |
縄文の暮らし ひと目で
人形や土器 好評復元品/
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東松島市宮戸の奥松島縄文村歴史資料館(千葉幸子館長)が29日、リニューアルオープンした。土器や漁具の復元品が新たに加わったほか、イラスト付き解説パネルなどで見やすく分かりやすい展示に生まれ変わった。
縄文の暮らしぶりを来館者に分かりやすくイメージしてもらうのが改修のコンセプト。近くの里浜貝塚(国史跡)出土品を展示する常設コーナーでは、土器や釣り針などの遺物に、狩猟の様子などを描いたイラスト入りパネルを添え、子どもたちがひと目で分かるように工夫した。
復元品の中で人気を集めたのが、丸木舟に乗ってマグロ漁をする勇ましい縄文人の人形。里浜貝塚から出土した身長一六〇センチ、三十歳ぐらいの男性の人骨を元に繊維強化プラスチック(FRP)で復元した。子どもたちは「すごい。迫力がある」と驚いていた。
実際に魚や肉を煮た「縄文鍋」の土器をはじめ、もりやヤスなどの漁具、弓矢など復元品も設置。抜歯や虫歯跡のある頭蓋(ずがい)骨三体、現代人との違いを比較できる骨格のレプリカも関心を集めた。
収蔵庫の一部にも展示スペースを設けた。これまで展示できなかった遺物の一部や考古学関係の本・資料を公開する。
リニューアル記念企画展「縄文人のわざとこころ」も始まった。技術の高さを示す赤い漆塗りの土器や骨角器をはじめ、亡くなった女性の首に掛けられた男性の指骨の飾り、幼児の足形が付いた土製のアクセサリー(青森・三内丸山遺跡出)など、珍しい遺物も展示されている。
特別イベントで岡村道雄名誉館長(奈良文化財研究所名誉研究員)が「ここまでわかってきた縄文時代」をテーマに講義した。
記念企画展は五月二十四日まで。入館料は一般四百円、高校生三百円、小中学生百五十円。午前九時−午後四時半(原則水曜休館)。問い合わせは縄文村歴史資料館(88)3927へ。 |
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