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■現新の前哨戦 一気に加速
2009.01.31
石巻市長選
亀山氏 変革訴え出馬表明/
 石巻専修大理工学部教授の亀山紘氏(六六)が三十日、任期満了に伴う石巻市長選(四月十二日告示、十九日投票)に立候補することを正式に表明した。日和山で出馬意思を述べた亀山氏は、混迷する石巻市政の現状を憂い「責任はトップの姿勢にある」と批判。現職の土井喜美夫市長(六五)に挑戦する意欲を強く打ち出し、停滞する市政の変革を訴えた。清新さと透明性、説明責任などを市政運営の基本に掲げた。土井氏は十七日に後援会を結集して新春激励会を開催、新人の挑戦を受けて立ち再選を目指す考えを明確にしている。告示まで七十日余り。市長選の前哨戦が大きく動きだした。

 出馬表明は、亀山氏を支持する各種団体で組織したばかりの後援会(会長・伊東孝浩石巻専修大卒業生有志の会代表)が主催。環境を大切にし自然を生かした地域づくりを唱える亀山氏の思いを尊重し、石巻市の代表的な景勝地を会場にした。

 亀山氏は立候補を決意した動機について「石巻市の今の状況を見ると、ほっておけない。青果市場やオラレの問題、臨時保育士のNPO移譲など、市政課題が前に進まない状態。停滞を打開するにはトップを替えなければと思った」と述べた。

 公約の柱には四つを提言。(1)生活者の視点で透明性を高める(2)環境と経済振興の共生(3)第一次産業の活性化(4)社会福祉の総合的な充実?を掲げた。「サン・ファン号のように、目標に向かって揺るぎなく帆を張る。全力投球で進んでいく」と支援を呼び掛けると、詰め掛けた支持者から拍手が沸き上がった。

 記者会見に応じた亀山氏は「わたしの手で新しい市政を築き上げる」と、変革への挑戦を強調。遅れる新庁舎移転を例に「今の市政には不明朗な部分が多すぎる」と述べ、クリーンな行政にして説明責任を果たす意気込みを示した。

 市職員の意識改革も課題に掲げた。「市役所のマンパワーは市民の財産。今の職員は自信を持って自分の考えを言えないようだ。もっと生き生きと市政を担えるようにしたい」と述べた。

 発想の転換、ソフト面のアイデアを重視したまちづくりも提案。マニフェスト(政権公約)にまとめて近く発表する。

 後援会は、出馬要請した市民団体チェンジ石巻のほか、石巻高の同級生仲間、石巻専修大卒業生、市役所OB有志、農漁業の生産者、環境保全やNPO活動といった団体で構成している。組織とは別に、過半数の市議も活動を支えている。

 後援会事務所を中里七丁目の空きビルに設置。スタッフを配置して選挙の準備活動を始めている。
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