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■奥松島の自然活用へ連携
2009.01.28
5団体「活き活き会」結成
情報共有し魅力発進/
 奥松島を活性化しようと、東松島市宮戸地区を中心に地元の観光、自治組織などの五団体が自発的に初めてスクラムを組んだ「奥松島活き活きの会」が二十七日、発足した。美しい景観などの豊かな資源、素材がありながら活用しきれていない状況を打破。各団体が情報を交換、共有しながら地場産品販売や観光イベントを展開し、地域の”魅力と元気”を導き出していく。

 宮戸市民センターであった設立総会には、構成団体のかんぽの宿松島、奥松島公社、県松島自然の家、宮戸コミュニティ推進協議会、奥松島観光ボランティアの会の代表ら七人が出席した。

 地元各団体が枠を超えて連携する新たな試みで、あいさつに立った副市長の大沼雄吉・奥松島公社社長が「奥松島の魅力は豊富だ。それぞれのノウハウと力を結集して地域の良さを引き出したい」と期待した。

 協議では奥松島の自然を活用した地域活性化を柱に据えた会則を、全会一致で了承。初代会長に同公社の佐々木義美支配人を選任した。同会への新たな団体、個人の加入については、今後の状況を見ながら判断していく。

 活動の基盤が固まった同会は、”息切れ”しない持続可能な取り組みを模索する。特に各団体の連携を最重点に挙げて情報交換ととともに、各種イベントの合同開催も視野に入れて事業を実施していく構えだ。

 構成メンバーで副会長を務めるかんぽの宿松島の鈴木三喜雄総支配人は「宿泊者は年間三万人を超すが、ただ泊まって見るだけではなく、体験型の観光ニーズが非常に高い」と指摘。宮戸コミュニティ推進協議会が検討している朝市を、かんぽの宿で催し、豊かな農水産物をアピールする青写真も描く。

 さらに野外活動の拠点となる同自然の家の各種体験事業への講師派遣の協力のほか、地元で実施するウオーキングイベントに同公社の遊覧船見学を組み入れて陸、海から奥松島の自然に触れる事業も考えたいという。

 散策路マップ作製や、会員が奥松島の成り立ちや自然について学ぶ研修会も開く。各団体の広報誌やホームページも活用しながら、同会の取り組みを幅広く発信する計画だ。

 佐々木会長は「それぞれの団体にある共通点を最大限に生かすことが大切だ。自然が豊かな奥松島、宮戸の発展を図っていきたい」と話している。
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