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■職を求め公道に車の列
2009.01.27
石巻職安周辺1時間待ちもざら
駐車場連日満杯
雇用情勢厳しさ反映/
 雇用情勢の厳しさを反映し、石巻公共職業安定所(ハローワーク石巻)は連日求職者であふれ、駐車場に入りきれない車が公道に長蛇の列をつくっている。待ち時間は一時間もざら。慢性化する渋滞にさらに拍車を掛けている。ハローワーク石巻は「厳しい状況は今後も続く」とみており、渋滞はしばらく続きそうだ。

 ハローワーク石巻のある国の石巻合同庁舎(石巻市泉町四丁目)には四十七台の来所車用の駐車場と、二〇〇五年六月に近くに確保した二十一台分の第二駐車場があるが、常に満杯状態。あふれた車両が、日によって公道に五十?二百メートルの列をつくっている。

 ハローワーク石巻には求職や相談、雇用保険の手続きなどで一日平均七百?八百人が訪れるという。通常だと、年度初めの四、五月が繁忙期で、十二月は一番少ない時期になる。

 ところが、昨年から状況が変わってきた。四月に、さくら野百貨店石巻店の閉店があり、前年に比べて混雑ぶりが目立ったという。さらに昨年末には景気低迷が追い打ちをかけた。来所者は十二月でも例年になく多く、年が改まった一月になっても、その状況は続いているという。職員は閉庁時間が過ぎた後も対応に追われるほどだ。

 公道で誘導に当たる警備員は「この仕事を始めて三年になるが、これほどの混雑は初めて。年が明けてからはさらに増えている」と説明。市内の三十代の女性は「一時間待ってやっと駐車場に入れた」と疲れた表情を見せた。

 昨年十一月末現在の有効求人倍率は0・73倍で前年に比べ0・18ポイント下回った。自動車関連の期間工の面接会の中止や派遣従業員の削減など、石巻地方でも雇用の悪化が拡大。製造業の操業休止情報も飛び交うなど、雇用状況は一層厳しさを増している。

 ハローワーク石巻は「パートやアルバイト、期間工ら非正規社員の来所は増えている。まだ正社員の動きは顕著に表れていないが、非正規社員の雇用調整後、正社員の動きが徐々に出てくるのではないか」(求人・企画部門)と話している。
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