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■逆風にも好実績に沸く
2008.12.30
魚市場年間水揚げ
石巻 3年連続で200億円台
女川 8年ぶり100億円突破/
 石巻、女川の両魚市場は二十九日、今年の取引を終えた。年間累計水揚げは、石巻が三年連続で二百億円を突破。女川は数量が七年ぶりに十万トンを超え、金額が八年ぶりに百億円を超えるなど、両魚市場とも水揚げに沸いた一年となった。一方で、女川は「サンマの水揚げ本州一」の名を返上することにもなったが、市場は「名よりも実を取った」と、明るく一年を締めくくった。

 石巻魚市場の年間水揚げ累計は、十三万五千三百トン(前年比1パーセント増)、二百十六億三千五百万円(3パーセント増)だった。

 前年よりも水揚げ金額の増加分が最も大きかったのが海外カツオマグロ巻き網。27パーセント増の三十五億四千三百万円で、石巻の年間水揚げを支えた。

 昨年は二隻だけの入港だったサンマ棒受け網は今年は二百七隻が入った。金額も三億円と、前年の三百倍近くになった。

 女川魚市場は、十万三千五百トン(前年比13パーセント増)、百二億四千六百万円(9パーセント増)。数量は二〇〇一年の十万三千トン、金額は二〇〇〇年の百十七億円以来となる「大台超え」となった。

 主力のサンマが異例づくしの結果となった。数量は、魚市場が一九五七年に現在地に開設して以来、最も多い四万八千五百トン(20パーセント増)を水揚げした。半面、金額は漁期終盤が二十円台の「聞いたことがない安値」(魚市場)が続くなど、二十六億九千六百万円(13パーセント減)と落ち込んだ。
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