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■4組織の合併期日を延期
2008.12.27
県漁協未参加
雄勝湾、矢本 前向き
牡鹿 協議進まず/
 「一県一漁協体制」を目指す県漁協は二十六日までに、合併にまだ参加していない四漁協との合併期日を三カ月延期し、来年四月一日とすることを決めた。四漁協のうち、雄勝湾(石巻市)、矢本(東松島市)は合併へ参加する意向を固めた。ただ、県漁協は、年内に四月合併の方針を決めなければ一月からの販売、信用事業の取引停止を求めており、牡鹿(石巻市)との協議は停滞している。残る塩釜市も含めて、期日通りに合併が進むかは流動的だ。

 県漁協は十一月、調整役の県を通じて、新たに来年四月を合併期日とすることを提示。十二月末までに四漁協の各理事会で参加方針を決議することを求めた。決議できなかった場合、一月一日以降に県漁協を通じた取引を停止する条項も設けた。

 これを受け、雄勝湾漁協は「取引停止で影響を受ける組合員がいる」と判断。県漁協には「今後も合併には前向きに取り組む」と伝えた。

 主力のノリ養殖が最盛期を迎えている矢本漁協は「繁忙期で、時期的な制約もある。条件を受け入れざるを得なかった」と話している。

 雄勝湾、矢本の両漁協は、来年二月ごろに臨時総会を開いて合併の是非を決めるが、組合員の中には「事業停止を条件に合併を迫るのは一方的だ」「合併が前提で歩み寄りがない」との不満もあり、総会では合併議案が否決されることもあり得る。

 「合併は前向きに進めたい」とする牡鹿漁協は、「文書は県を通したもので、県漁協から直接来たものではない。回答はしない」としており、足踏み状態が続いている。

 県漁協は「合併期日を三カ月間延期したことに理解を示してほしい。三十五漁協すべてが合併できるように粘り強く交渉する」と話している。

 県漁協と合併未参加の四漁協をめぐっては、昨年一月、来年一月一日の合併を目標とする覚書を取り交わし、今年九月末までの総会決議を目指したが、いずれも否決。四漁協は「県漁協は、合併後の手数料などの具体的な説明が不足している」などとして、協議は行き詰まっていた。
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