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■シカ食害から桜守れ
2008.11.30
女川花卉同好会
鷲神公園で奉仕
110本、愛情込めネット/
 ニホンジカの食害から桜の木を守ろうと、女川町花卉(かき)同好会(黄川田豁=とおる=会長)は二十九日、町内の鷲神公園に植えられた桜の木の保護作業を行った。公園では今年初めてシカの食害が確認されたため、同好会がボランティアで保護に乗り出した。

 保護作業には、会員二十六人が参加。二時間ほどかけて、公園内の約百十本の桜の木の幹に金属製のネットを巻き付けていった。

 公園内の桜は、二十本ほどがシカによって食べられた痕跡もあるなど、「このままでは二、三年で全滅しかねない状況」(黄川田会長)という。シカは餌を求めて冬に山を下る傾向にあり、食害の拡大を防止するために実施した。

 黄川田会長は「せっかく植樹した桜を大切に保護して、春には満開の花で地元住民らを出迎えてほしい」と話した。

 町観光協会によると、鷲神公園の桜は、二〇〇四?〇六年度、観光協会が中心となって、シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラの三種類を計約百十本植樹した。高台にあり、女川湾を眺望できることから「海の見える桜の公園」としてPRしている。

 深刻化するシカの被害を軽減しようと女川町と石巻市は〇八、〇九年度で、牡鹿半島に生息する千頭ずつのシカを捕獲する鳥獣被害防止計画を先ごろ策定。農作物や植物の保護に乗り出している。
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