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■蛇田に住宅型老人ホーム
2008.11.29
来春石巻最大級、定員50人
地元雇用拡大も担う
1階に診療所と介護施設
 石巻市蛇田新金沼に来春、食事提供などの介護サービスもする住宅型有料老人ホーム「石巻のめぐみ(仮称)」がオープンする。名古屋市の医療法人愛美会(中川恵裕理事長)が開設する。住宅型有料老人ホームは石巻地方で八施設目。定員はこれまで十八人が最多だったが、五十人定員の大規模ホームは初めて。大規模な住宅型有料老人ホームの開設は、地域福祉の充実、雇用の拡大につながるものと期待されている。

 「石巻のめぐみ」は、イオン石巻ショッピングセンター東側の市蛇田西部土地区画整理事業地内に建設中で、来年二月末に完成、四月一日開業する予定。商業施設が集積する中に立地する老人ホームとしても注目されている。

 敷地面積は約千四百四十平方メートル、施設は鉄骨三階(総床面積約二千平方メートル)。一階に内科、歯科の診療所、デイサービスセンター、訪問介護、居宅介護支援事業所を併設する。二、三階が居室(一部屋十五平方メートル)でトイレ、一部シャワー付き。入居費はまだ決まっていない。

 施設で提供する食事は、地産地消の観点から主に地元で取れた農水産物を調理する。環境に配慮して施設の周辺を緑化し、快適な空間づくりを進める。職員についてはヘルパーら約二十人を地元雇用する。

 愛美会は、訪問歯科診療事業を名古屋市内で展開している。有料老人ホームの開設は、石巻が第一号。石巻に決めた理由について同会は「海と山と川が織りなす自然、魚介や山菜、コメが食卓を彩る食の恵みがある。施設建設には最適の場所」と説明している。

 施設の運営については「日常的な健康管理体制、介護支援体制を整え、医療と介護の連携を強めていく。医療依存度の高い人を受け入れたい」とし、「入居状況などを見ながら、増設も検討したい」と話している。
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