■ケーキ作り全国 銅
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2008.11.22 |
修業3年目の快挙
「アンジェリーナ」の村上さん
石巻 レベルの高さ実証
クリームで巧みに花 一人前のパティシエに/
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石巻市あけぼの二丁目の洋菓子専門店「アンジェリーナ」(内海孝一社長)に勤務し、一人前のパティシエを目指している村上真紀さん(二四)が、東京で先日あった全国大会で銅賞を受賞した。仙台市で九月にあった東北大会では金賞を獲得しており、県内で「スイーツ激戦区」と言われる石巻のレベルの高さを実証した。
村上さんが出場した全国大会は「ジャパンケーキショー東京作品展」(東京都洋菓子協会主催)のバタークリーム仕上げ部門。各ブロック大会を勝ち抜いた約百人が、ケーキの表面をクリームでコーティングした後、絞り器を使って自由にデザインを施した。
ケーキの上にデザインしたのは花。先端が一ミリ以下という極細の絞り器で、無数の小さな点を置くようにしながら描いた。使用したクリームの色は五十種類以上。濃淡を付けるため、同じ色でもおおむね五種類を作り、デザインに奥行きを出すよう工夫した。
「構想を練って臨みました。花の色を出すのに少し苦労しました。全国大会に参加できるだけで満足していましたが、まさか銅賞を取れるなんて」と驚く村上さん。
個人差もあるが、一人前のパティシエになるまでには六年ぐらいかかるという。岩手県一戸町出身。盛岡市内の短大で国際文化を学んだ後、同市内の専門学校でパティシエの勉強をした。研修先で紹介されたアンジェリーナに就職し三年目。
パティシエを目指したきっかけは「自分が作ったケーキを食べた家族や友人からおいしいと評価されたから」。仕事では、大量の卵を割ったり、重い鉄板を運んだりすることもあり、体力勝負の面もあることを知った。
石巻地区では洋菓子、和菓子の専門店九社で菓子研究会「スイーツ・クラブ・パッション」を組織している。代表を務める内海社長は「研究会では情報を交換しながら技術を高め合っている。今回の受賞は、優れたスイーツ作りを目指す人たちや業界の刺激になるだろう」と喜んでいる。 |
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