トップニュースファイル≫2008年10月
■秋の連休にぎわう
2008.10.13
気仙沼で抜穂祭
白装束に花笠
児童ら御神田で稲刈り/
 古式ゆかしい装束の子どもたちに稲を刈り取らせ、地域を挙げて秋の収穫に感謝する「抜穂祭」が十二日、気仙沼市赤岩四十二の田んぼであった。子どもたちを中心に地域住民が収穫を喜び合った。

 同市赤岩上羽田の羽田神社(尾形公夫宮司)と同神社氏子崇敬会(吉田孝会長)が主催。赤岩四十二にある御神田を会場に、水梨小児童を中心とする白装束に花笠をかぶった刈女(かりめ)、刈男(かりおとこ)二十五人が参加した。

 地元住民ら約三百人のほか、遠くは岩手県大槌町から羽田神社に参拝に来た三十四人も参列。米の全国コンクールで昨年最高賞を受賞した地元の小野寺幸人さんらが抜穂の儀式で御神田から稲を数株抜き取り、神前に供え、郷土芸能が奉納された。

 かまを渡された子どもたちは田んぼの前で横一列に並び、羽田打ちばやしの太鼓演奏の中、稲を一株ずつ刈った。途中から大人も加わり、その場ではせ掛けにした。

 子どもたちは「みんなで稲刈りすると楽しい」と話し、七十歳代の地元の男性は「機械のない昔、集落の青年会でやった稲刈り競争を思い出した」と懐かしんでいた。

 収穫した米は伊勢神宮など県外のいくつかの神社や、地元の老人福祉施設に贈られる。
ニュースインデックスへ戻る
※本ページに掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます。
Copyright (C) 2002 SANRIKU KAHOKU INC. All Rights Reserved.
WWW.SANRIKU-KAHOKU.COM