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■女性登用率、県平均を突破
2008.10.29
07年度石巻市の審議会
地域リーダーは下回る/
 石巻市がまとめた二〇〇七年度男女共同参画進ちょく状況によると、審議会などへの女性委員登用率が前年度より1・8ポイント上昇、23・1パーセントとなり初めて県平均(22・2パーセント)を上回った。市職員に占める女性の割合、管理職起用率も少しずつ着実に上昇している。しかし、PTA会長や自治会などの代表の割合はなかなか上向かない。地域社会では女性がリーダーとして活躍する環境がまだ整っていないようだ。

 市審議会、委員会などの委員は〇七年度、延べ七百九十二人のうち女性が百八十人を占めた。男女共同参画基本計画に定めた目標の女性登用率(35・0パーセント)はまだ遠いものの、上向いている。新たに設置した審議会では女性登用率が39・1パーセントと目標値を上回った。女性のいない審議会も十三から九組織に減少した。

 百人を目標にしている女性人材リストの登載者数は六十一人。〇六年度より一人増えただけにとどまった。市は本年度、女性を対象にしたまちづくりリーダー養成講座を開講しており、十七人が受講中。講座修了者のリスト登載を期待している。

 市職員の女性管理職登用は8・6パーセント。前年度より1・4ポイント向上したが、県平均を3・0ポイント下回った。一般職は6・2パーセントと1・0ポイント上昇した。市議の女性割合は5・9パーセントで、県平均(8・1パーセント)を下回っている。
 一方、PTA会長の女性割合は4・5パーセント(県平均13・9パーセント)、自治会などの代表は1・1パーセント(同3・2パーセント)と前年度と変わらず低水準にある。PTAは副会長27・6パーセント、役員52・7パーセントと女性起用が増える傾向にあるが、自治会では副会長、役員も女性が少ない。

 市が〇七年度に重点課題とした取り組みでは、男女共同参画イベントの参加者数が百四十人増加。参加者に占める男性割合も9・5ポイント上昇し、一定の実績を挙げた。

 男女間の暴力根絶と被害者支援については、DV(家庭内暴力)防止の啓発、DV相談窓口のPRなどを展開。「DVの内容を正しく理解している人の割合が前年度より8・8ポイント増加した」(市男女共同参画推進室)としている。

 市は今後の重点事項として、女性人材の育成・確保のほか、人権教育の促進、子育て不安解消などを掲げる。市男女共同参画推進審議会(会長・三条秀夫東北学院大法学部准教授)は、青少年を対象にした「命と性の大切さ」啓発事業、高齢者介護の男女共同参画化の検討などを提言している。
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