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■石巻市がペアーレ落札
2008.10.08
指定管理者募集へ
健康づくり中核施設
中心街集客に期待/
 石巻市は七日、公売にかけられた石巻社会保険健康センター「ペアーレ石巻」の一般競争入札に参加し、落札した。石巻市以外に二件の入札があったが、市の入れた一億千五百十六万一千円(最低売却価格一億八十万円)が上回った。市は心と体の健康づくりに役立ち、中心市街地に活気を呼び込む施設として運営を目指す。近くプロポーザル方式で、運営ノウハウを持つ民間の指定管理者を募集する。所有する年金・健康保険福祉整理機構(独立行政法人、RFO)が二月末で現施設を閉鎖する予定で、その後、新たな管理者が運営を引き継ぐ。

 ペアーレ石巻は、立町一丁目にある健康増進施設で、鉄筋コンクリート三階建て。敷地面積二千二百九十五平方メートル、延べ床面積一八六五・八四平方メートル。温水プール、多目的ホール、トレーニングルームなどがあり、一九九六年四月の開設以来、年間で延べ十万人の利用者がある。

 市は、国民健康保険加入者(七十四歳まで)の医療費を3パーセント程度削減する効果が、ペアーレの機能にあると判断。ペアーレの受講者数(年間の実利用者数)二千七十五人に、年間医療費の削減額(六千九百二十一円)をかけた金額を最低売却価格に上乗せして入札額を算出した。

 入札参加者についてRFOは公表していないが、石巻市によると、直接参加したのは石巻だけ。郵送による入札が二件あったという。

 市は企画提案書の公募によって選定する指定管理者に、運営を委ねる。運営経費などの限度額を債務負担行為する補正予算が必要になるため、十月中に臨時議会を招集する。

 大幅な施設改修は実施しないが、施設保持のための改修費として十年間で約一億四千七百万円を見込む。年間の維持管理費は一億円程度と試算している。

 市は、これまでのペアーレと同様、市民の健康づくりの中核施設として利用する考え。ペアーレは生涯学習に関する(心の健康)講座と、プール活用(体の健康)講座が合わせて九十ある。基本的な講座メニューを踏襲し、市が計画するメタボ対策の保健指導、出張型子育て支援、心の健康相談などの事業メニューを加える。

 市が策定を急いでいる中心市街地活性化基本計画にも、集客効果の高い施設として盛り込む。「旧さくら野を利活用する新庁舎、石ノ森萬画館に、ペアーレが加わった。マンガロードの延長上に三施設がそろうことで、ストーリー性のある計画を描ける」(中心市街地活性化対策室)と期待している。
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