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■石巻市、ペアーレ入札参加へ
2008.09.02
保証金5000万、補正に計上/
 石巻市は一日、売却される石巻社会保険健康センター「ペアーレ石巻」の取得を目指し入札に参加する方針を明らかにした。四日開会する市議会九月定例会に提案する一般会計補正予算案に、入札・契約保証金として五千万円を計上。落札した場合の所得事業費も支出できるよう債務負担行為も補正する。入札額の目安は示さなかった。

 ペアーレ石巻は、立町一丁目にある健康増進を目的にした鉄筋コンクリート三階建ての施設。敷地二千二百九十五平方メートル、延べ床面積一八六五・八四平方メートル。温水プール、多目的ホール、トレーニングルームなどがあり、一九九六年四月の開設以来、年間十万人近くの利用者がある。

 所有する年金・健康保険福祉整理機構(独立行政法人)が二月末での閉鎖を決め、一般競争入札で売却することを公告していた。最低売却価格は一億八十万円。入札の参加申し込みは二十四日まで、入札は十月七日に行われる。

 市は取得できれば、これまでのペアーレと同様、市民の健康づくりの中核施設として利用する考え。中心市街地活性化の基本計画を策定中の市にとって、ペアーレは中心街への集客施設としても重要な意味を持つ。

 財政難の市はこれまでペアーレ取得に積極的な姿勢を示していなかったが、「市が施設を購入して、運営を継続してほしいという要望が多かった」(保健福祉部)として、取得に前向きになった。

 最低売却価格程度で入札する意向も示していた市だが、保証金として五千万円を計上。三億円を上回る入札額も提示できることになった。市によると、全国のペアーレ売却事例では、最低価格の二、三倍になっているケースもあるという。

 大幅な施設改修は実施しないとしているが、施設保持のための改修費として十年間で約一億四千七百万円を見込む。年間の維持管理費は一億円ほどと試算している。

 市は九月補正予算を二本立てで計上。入札保証金以外の補正額は約五億六千七百万円(年度累計六百十三億九千三百万円)。不良債務が残る病院事業会計への貸付金として四億円、漁船へのガソリン代助成などを上乗せした燃油高騰対策補助金に六百万円などを盛り込んだ。

 九月定例会に提出する議案は、ふるさと納税を受け入れる「がんばる石巻応援基金条例」制定など計二十一件。

 会期は二十五日まで二十二日間。
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