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■文化財に目配り
2008.05.31
市民4人を委嘱
気仙沼初の保護巡視員/
 気仙沼市教委は三十日、市内にある文化財の現状を調査する同市初の文化財保護巡視員として四人の市民を委嘱した。巡視員は、市内にある指定文化財、登録文化財、埋蔵文化財(遺跡)を巡視し、現況や異常の有無などを市教委に報告し、文化財保護行政の一翼を担うことになる。

 同日、市地域交流センターで委嘱状の交付式が行われ、四人の巡視員と市教委関係者七人が出席。白幡勝美教育長は「文化財は先人の文化活動で生まれ、多くの人の努力で受け継がれてきた貴重な遺産。これまでの知識、経験を生かし、保護に頑張ってほしい」とお願いした。

 続いて第一回巡視員会議を開催し、市教委生涯学習課文化振興係の担当者が巡視員の職務、巡視の内容・方法・注意点や市教委への報告方法などを説明した。

 市教委によると今年四月一日現在、市内には国、県、市指定文化財が計百九十五ある。巡回対象となるのは十二の無形民俗文化財を除く有形民俗文化財、史跡、名勝、天然記念物、埋蔵文化財など計百八十三。巡視員の任期は二年で、市教委が指定した文化財を一人五カ所ずつ(年三日間程度)巡視するほか、他の文化財についても自主的に巡回でき、異常や気付いたことがあれば、市教委に報告する。

 巡視員の田村泰二さん(六一)=八瀬森の学校、気仙沼市茗荷沢=は「それぞれが大事な文化財であり、その保護とともに、存在を市民に広めていけるように頑張りたい」と抱負を話していた。
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