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■災害時用の無料電話
2008.05.23
南三陸に第1号設置
NTT東日本宮城支店/
 NTT東日本宮城支店は、地震や津波など大規模災害時の通信確保策の一つとして、県内各自治体の避難場所などに特設公衆電話の設置を進めている。二十二日には、南三陸町の指定避難場所の一つ、上の山都市緑地に隣接する志津川保育所に設置された。町は二十四日の地震津波防災訓練で早速、活用する。

 特設公衆電話は、回線をあらかじめ確保しておき、電話機は各避難所で保管。災害が起きた際に、ジャックに差し込めばすぐに通話ができ、避難した住民が災害時優先電話として利用できる。災害用伝言ダイヤルもかけられる。回線と電話機はNTTが無償貸与する。

 同支店は昨年一月に取り組みを始め、津波災害が予想される気仙沼市など、県北部沿岸の自治体から設置場所などの協議を進めてきた。実際に設置されたのは南三陸町が初めてで、本吉町は六月以降の予定、気仙沼市は設置場所の検討をさらに進める。

 南三陸町では、入谷小中を除く沿岸部の七小中学校、町総合体育館、平成の森アリーナに設置される予定。それぞれ三回線と三台の電話機が置かれる見込みだ。歌津中、伊里前小については隣接しているため設置が統合される可能性もある。

 同町危機管理対策課の阿部慶一課長は「緊急時に活用できる回線があらかじめ設置されているのは安心につながる。有効に使いたい」と話した。

 同支店では今後、亘理町までの県沿岸部全域、仙台市、内陸部にも二〇〇九年度までに設置を提案し、各自治体の了解を得ながら、設置を進めていく考え。
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