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■工夫の庭造りに関心
2008.05.13
気仙沼大島「いやしの散策」
ツアー客、花と緑満喫/
 気仙沼市の大島で十一日、ガーデニング愛好家の庭を巡るバスツアー「いやしの散策」が開かれた。約百五十人が参加、丹精された花壇を見ながら、もえる緑と花の色を楽しんだ。

 大島癒しの島づくり推進協議会(会長・鈴木昇気仙沼市長)とNPO法人大島大好き(白幡昇一理事長)が、草花の魅力を堪能しながらウオーキングを楽しんでもらおうと主催した。

 参加者は島の民宿が用意したバス四台で、半日かけて十軒を訪問。島の南端部にある通称「ツバキ回廊」も散策した。

 花の季節とあって、訪問先では菜の花やシャクナゲ、イチリンソウ、ナデシコ、シラネアオイ、ラベンダーなどいろいろな花が迎えた。ある家では鉢の代わりに大竹や釜を使うなど、庭造りにはそれぞれ工夫と個性があり、参加者は「癒やしの島らしく、緑を大事に育てる家が多いね」と感心しながら見学。写真を撮る人もいた。

 気仙沼市太田の清水雅子さん(六五)は「自宅にも狭い庭がありますが、花の種類は詳しくないので参加して良かった。来年もまた来たい」と感想を話した。

 地元大島からの参加者も多かった。この日の見学先として自宅の庭を開放し、自らもツアーに加わった小松つや子さん(七四)=外畑=は「どのお宅の庭も年々素晴らしくなっていくようです。目の保養になったし、植え付けの勉強になりました」と話していた。

 この日は朝から小雨が降る寒い一日だったが、雨の中しっとりと咲く草花に、みんな満足そう。終了後、浦の浜会館で主催者が用意したおにぎり、サケちゃんちゃん焼き、カニばっとう汁で暖を取りながら交流を深めていた。

 大島では今、大島大好きが植栽した菜の花畑(浦の浜)の見ごろが続いている。島内主要道路の脇にある花壇ではチューリップなどもきれいに咲き、花や緑をめでながらのウオーキングに格好の季節を迎えている。
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