■海中のぞき磯焼け調査
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2008.05.25 |
女川四中
海草アカモク ウニとの関係追究/
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海の環境を総合学習の一環で調査している女川町女川四中(千葉繁校長、生徒二十一人)は二十四日、同校周辺の海中を観察し、魚介類の餌不足をもたらす「磯焼け」の状況を調べた。生徒たちが海草のアカモクを投入したせいか、減少していたウニの数が増えてきたとして、今後も調査していく。
県環境保健センター水環境部の佐々木久雄部長らを講師に招いて実施。全校生徒は五隻の船に分乗して、横浦漁港近くの海中を船上から水中眼鏡で観察。アカモクとウニも採取した。
生徒たちは学校に戻った後、歯ブラシを使ってアカモクから種を取る作業を実施。引き続き、東洋建設(東京)新規事業推進室の大村浩之課長からウニの生態について詳しく教えてもらった。
アカモクの種は、カキ殻に付着させて栽培した後、周辺の海に戻す。ウニには集団ごとに異なる餌を与え、成長の違いを調べる計画。
三年生で生徒会長の石森勇紀君(一四)は「昨年はウニが少なかったが、今年は増えていた。原因は分からないが、アカモクなどを海に入れた効果が出たのかもしれない」と話していた。
磯焼けは、水温の上昇などで従来あった海草が減り、岩の表面が石灰化すること。石灰化した岩にはウニが多く集まり、少なくなった海草まで食べ尽くし、ウニ自体も少なくなる。アカモクは漁業者からは邪魔者扱いされている。しかし、ウニは好んでは食べず、磯焼けした岩を回復させる効果があるとみられる。県側もこの研究に取り組んでいる。
同中は磯焼けを全校で調査しており、昨年は日本水環境学会東北支部の「東北・水すまし賞」に選ばれ、第七回南東北「川・水環境」ワークショップ(水環境ネット東北など主催)ではグランプリを受賞した。 |
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