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■知的世界を旅しよう
2008.05.17
石巻専修大開放講座スタート
最古の叙事詩に焦点/
 「知とこころ 創造する社会」を統一テーマとする二〇〇八年度みやぎ県民大学「石巻専修大学開放講座」(県教委主催、石巻地域高等教育事業団共催)が十五日開講した。七月三十一日まで十二回シリーズで知的好奇心を刺激する多彩な講座を提供する。

 開講式には、石巻市や東松島市、女川町、塩釜市などから受講生百二十八人が出席。県東部教育事務所の菅野英一次長が「知に基づく大交流時代を見据え、新たな発見と感動を味わってください」とあいさつ。

 同事業団の土井喜美夫理事長は「知識を生かして創造に結び付けることを学ぶことは日常生活にも役立つ。知識を知識に終わらせないで知恵を見つけてほしい」と期待した。

 石巻専修大大学開放センター長の松田孝子教授は、同大が開学二十年を迎え、専修大と同北海道短期大学の協力を得て、開放講座を企画したことに触れ、「新しい社会をどう創造したらいいのか、共に学ぶ場にしたい」と話した。

 一回目の講座は、鈴木均理工学部教授が「『ギルガメシュ叙事詩』から読み取ったこと」のテーマで講話した。鈴木教授は「ギルガメシュは四千六百?四千八百年前にメソポタミアにいた都市国家の王様。叙事詩は百二十?百三十ページ。くさび形文字で書かれている」などと話し、知性・知恵の伝達媒体としての文字の発明と役割について言及した。

 受講者は、世界最古の叙事詩にまつわる話題などに引き込まれ、これから続く知性を磨く各講座に大きな期待を寄せていた。

 開放講座は毎週木曜日午後七時?八時半で、対象は十六歳以上。受講料は無料。既に申し込みは締め切っているが、市民の生涯学習意欲に応えるため当日会場での受講申し込みも可。十回以上の受講者に修了証を授与する。

 二回目以降は、「野菜の来た道」(二十二日・溝延学専修大北海道短大教授)、「慶長遣欧使節船建造の『知』と『こころ』」(二十九日・若月昇理工学部教授)、「知の測定」(六月十九日・阿部康一経営学部教授)、「誰でもエジソンになれる? 新技術創案の技法」(七月十日・川名武理工学部教授)、「知の創発 身近なナレッジマネジメント」(七月三十一日・松田孝子経営学部教授)などと続く。

 無料送迎バスがJR石巻駅北口(ナリサワ前)=午後六時半=と、石巻専修大北門=八時四十分=から出る。

 問い合わせは石巻専修大(22)7717へ。
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