■転作マコモ植え付け
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2008.05.15 |
いしのまき農協鳴瀬地区女性部
今年も無農薬栽培/
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高級中華料理の食材としても人気があるマコモの植え付けが、東松島市根古地区の水田で始まった。いしのまき農協鳴瀬地区女性部(古川宣子部長、六十七人)が二〇〇三年から取り組んでおり、今年は上下堤地区と合わせて計二十九アールに作付けする。マコモは水田をそのまま利用して栽培できる転作作物として注目され、県外からも「株を分けてしてほしい」という要請が増えているという。
マコモの株は、水を張った水田で越冬させる。十三日はまず、女性部員六人がかまやなたなどを使って株を小分けにした後、一・五?二メートルの間隔で田んぼに植えた。田植え機のような機械はなく、すべて手作業。女性部員の一人は「機械があれば便利だけど、部員が協力すればそれほどかからない」と話していた。
マコモの苗は長さ二十?三十センチで、九月下旬の収穫期には二メートル前後に成長する。女性部は除草などの管理をしながら、今年も無農薬で栽培する。
収穫したマコモは十月上旬から、JR陸前小野駅前にある同農協の直売所「菜(な)っちゃん市場」で販売する予定。同農協鳴瀬支所によると、昨年は収量二百キロで約二十万円の売り上げがあったという。東松島市内にある鳴瀬給食センター、かんぽの宿松島などにも提供する計画だ。
マコモは東南アジア原産のイネ科多年草。ほんのり甘い独特の味わいと、タケノコに似た歯触りを持つ。中華料理をはじめ、サラダ、いため物といった家庭料理の食材としても使われる。
マコモは転作作物として注目されているほか、食材としての需要も見込めるという。ただ、栽培は機械化されておらず、収穫後は加工保存する必要がある。このため石巻地方では作付面積があまり伸びていないのが実情。栽培や保存面での課題解決が今後の鍵になりそうだ。
【水田にマコモを植えるいしのまき農協鳴瀬地区女性部のメンバー=東松島市根古地区】 |
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