■野党3会派連携固まる
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2008.05.14 |
石巻市議会 議長選へ過半数確保
オラレ再提案にも影響/
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石巻市議会(定数三十四人)の議長・副議長選挙に向け、土井喜美夫市長に一定の距離を置く三会派が連携する構図が十三日までに固まった。三会派で十八人の過半数を確保して「野党共闘」の態勢が整うことになる。昨年の九月定例会で否決されたコミュニティー施設併設の舟券場外発売場「オラレ石巻」関連議案の再提案を目指す土井市政は、議会運営に苦労する局面が今後も続きそうだ。
市議会は六月上旬、議長、副議長が慣例で改選期を迎える。常任、特別両委員会の委員も任期満了に伴い構成が変わる。議会人事をめぐる駆け引きが会派間で四月下旬から活発になっていた。
与野党双方の会派からアプローチされていた新世紀クラブ(菅野昭雄会長、四人)が、政策的な判断を優先させる立場を選択。土井市政と距離を保つスタンスでの会派連携を決定し、各会派にその意向を伝えた。
新世紀とともにオラレ関連議案を否決に持ち込んだ経緯のあるグローバル石巻(阿部仁州会長、十人)と、共産党議員団(三浦一敏団長、三人)は、野党陣営の結集を歓迎。議長、副議長の人選や、委員長ポストなどの面で新世紀の考えを尊重し、公平感のある選考をすることを確認した。
三会派の結束によって、無会派になっている議長も含めて、軸足を野党側に置く勢力が十八人となる。
これに対して与党寄りの会派は、ニュー石巻(阿部欽一郎会長、六人)、みらい石巻(長倉利一会長、五人)、公明会(伊藤啓二会長、三人)の十四人。議長を除く無会派(二人)を引き込んだとしても過半数に及ばない。
ニュー、みらいの両会派は、最大会派グローバルに対する対抗心もあって、懸命に新世紀の取り込みを図ったが、結果的に空振り。議会運営の主導権を奪還できなかった。
議長・副議長選挙は、六月定例会初日の六日に実施する予定。具体的な人選も含めて、直前まで巻き返しの動きもあると予想されるが、与野党の枠組みに変化は生じないとみられる。
やり直し市議選の後だった二〇〇六年六月の臨時会では、当時十五人の勢力を持ったグローバル石巻が人事をリード。議長、副議長の両ポストを独占したほか、主要委員長を共産党と分け合った。しかし、会派内で路線が対立。〇七年三月にグローバルが分裂して以降、提出議案によって市議会の与野党構図がねじれる傾向にあった。 |
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