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■日本文化、復元船に感激
2008.05.11
東北大の留学生43人
寺、サン・ファン視察/
 東北大で日本文化講座を受講している留学生たちが十日、石巻市渡波の洞源院と県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)を視察した。一行は寺と地域とのかかわりや、国内最大級の木造帆船を見学するなどして木造船技術、海洋文化に理解を深めた。

 訪れたのは米国、韓国、デンマーク、タイなど十三カ国の四十三人。

 洞源院では、小野崎秀通住職が留学生の学業成就や健康を祈願した後、「葬儀や先祖供養、所願の祈とうなどを行って地域社会の中でお寺としての役割を果たしている」と説明した。

 一行は寺と結婚式や維持費、住職の仕事について質問。小野崎住職は「数は少ないが、仏前結婚式がある。寺はお布施などで運営している」と答えた。ネパールとカンボジアに学校を造る支援活動もしていることを紹介した。

 石巻はカキ養殖が盛んなことから、地元の三養水産の辻寿一社長がカキ養殖の歴史について講話し、焼きガキを振る舞った。

 サン・ファン館では、慶長使節の歴史を学んだほか、船大工の伝統的な技術ハダ打ちやマスト登りに挑戦。帆船全盛時代の船乗りたちの船上生活や木の文化に触れた。

 米国の留学生エリザベス・ハウアさん(二二)は「初めてお寺を見て、住職の話も聞けて勉強になった。慶長使節船については、こんな小さな船で何カ月も旅をしたことを考えるとすごいと思った」と感想を話した。
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